2008年4月25日

 その1からの続き。

Live Alerts (Feed)

 Live MessengerにはLive Alerts(アラート)という通知を受けるための機能があります。今回は通知を出す側になるわけですが、その場合 通常は Live Alerts SDK を使うことになりますが、SDKを使用しない簡単な方法があります。

 通知したい内容がRSSやAtomのフィードで用意できる場合、無料でフィードのアラートの作成が可能です。つまり、プログラムでフィードを生成してWebにアップロードし、Liveサービスからアクセス可能な状態にすればOKなわけです。メール送信よりは少しタイムラグがありますが、それなりの頻度でチェックしてくれるようで、それほど問題ないようにも思います。

 ただし、これは自分のフィードをアラートとして公開するための目的のようで、他の人もアラートを受信できる状態になります。また、他の人のフィードを追加するのは問題ありかも? 自分の管理スペースに対象フィードをコピーするなりしておいた方が無難かも。

 独自のアラートの作成方法は、http://signup.alerts.live.com/brochure/index.jsp の 「Fill out a quick form including RSS feed URL」から行います。

 まず、必要事項の記入をします。氏名や住所の入力があり、アラートに関する項目は以下のものがあります。

  • Name you'd like to call this feed: フィードの名前
  • Address URL from desired feed: フィードのURL
  • Traffic volume: フィードの更新頻度。これによりフィードのチェック回数を調整しているのかも? 単なる表示するための情報かもしれません。
  • How would you categorize your site: フィードを提供してるWebサイトのカテゴリ
  • Return subscribers to this URL after they sign up: どこで参照されるのかちょい不明。通常はフィードを提供しているWebサイトのURLになります。
  • Reply email address: メールの返信アドレス。アラートの登録者がメールによる通知も選択したときに来るメールのFromアドレスになります。

ラジオボタンの選択として

  • Send individual headline updates: フィードアイテムごとに通知
  • Send summary of headline updates: 要約を通知

以上が選択でき、アラートに表示されるメッセージの指定ができます。最後に記述内容は正確ですよとチェックボックスをチェックします。

 Submitボタンをクリックするとメールが届き、メール内のリンクをクリックすると次のステップ(利用規約の確認)に進みます。

 承諾するとさらにメールがきます。メール内にHTMLが書かれてます。以下の画像が表示されるリンクになってます。これをBlogなんかに貼り付けて、みんなに登録してもらおうってわけですね。今回は自分で登録するので、リンク先のページに行ってアラートを登録しましょう。

Windows Live Alerts

 以上で完了です! アラートが通知されるとこんな感じ。「katamari update」が「Name you'd like to call this feed」の項目の値。テスト投稿ってのはBlog記事に書いたタイトルです。当然ながらLive Messengerで新着のアラートの通知を有効にしておく必要があります。

アラート通知

 まだ続きます(でも少し先かも)。

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