2008年4月24日

 以前に、とある時間のかかる処理を別のPCで行い、処理が完了したら自分の Live Messenger  に通知する方法がないか聞かれたことがありました。その時の とある処理ってのは研究目的のプログラムの実行でした。ある程度自分でプログラムを書くという前提でその方法を考えてみます。

メール送信

 おそらく一番簡単な方法は、Live Messengerのアカウントのメールアドレス(Live Hotmail)にメールを送信することです。Live Messengerのメール通知を有効にしておけば、メールを受信したことを通知してくれます。クライアントが定期的に新規メールがあるか確認するのではなく、Liveサーバからメール受信のメッセージがクライアントに送られてくるので、タイムラグは少ない(はず)。

メールの通知

 Live Messenger 8.5 の場合、メール通知の表示はメールのFromの部分が表示されるので、Form部分をメッセージ通知に使用できます。

 パケットを確認すると次のような内容が送られてきていることがわかります。

MSG Hotmail Hotmail 398
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/x-msmsgsemailnotification; charset=UTF-8

From: JZ5
Message-URL: /cgi-bin/getmsg?msg=xxxx
Post-URL: https://login.live.com/ppsecure/xxxx
Subject: =?ISO-2022-JP?Q?test?=
Dest-Folder: ACTIVE
From-Addr: jz5@xxxx
id: 2
Extended-Flags: ab=1|i=0|e=0

 MSN Messenger ProtocolによるとMessage-URL、Post-URL、idとも自動でHotmailにログインするための情報みたいです。

 続きます。

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 Live FolderShareのクライアントソフトウェアがアップデートされました。セキュリティ&信頼性改善のようです。必ずアップデートが必要なようで、今週中にもアップデートを促され、アップデートしていない場合はサインインができなくなるようです。

(via New FolderShare client for Windows available

 そんでもって一番の話題はLive MeshのTech Previewが公開されました。見た限り、完全にLiveShareの内容含んでいますよね。Live Meshの機能としては、とりあえずデータの同期です。いろいろな端末の一元管理、各端末のデータの一元管理、同期、共有が可能になります。コンセプトはもっと深いだろうけどよくわかってないので……。

 記事を見ると、Webブラウザから各端末のデータへアクセスできる Live Desktop 、各端末へアクセスするリモートデスクトップと同様のLive Remote Desktopなんてのもあるみたいですね。将来的はSDK/APIも利用できるようになるようです。ストレージなんかがおもしろそう。

 ただ、今回のは誰でも利用できるわけではないです。残念。

(via http://dev.live.com/blogs/devlive/archive/2008/04/22/279.aspx

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