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縦書きをなくすなんてあり得ない
池田信夫 blog:ハンコ・元号・縦書きをやめよう
さて、池田信夫 blogでは「私の見ている画面のほとんどはPCのモニターなので、縦書きは読みにくく、文書をファイルするときも混乱する。」として縦書きをやめようと主張している。これって縦書きをやめようという根拠としては弱すぎるんじゃないかと思う。単にPCの技術的問題じゃないかと思う。
たしかに、英字交じり文など理工系な文章については横書きの方が適しているかも知れないし、明治の頃から横書きにされた書籍などもあったと思う。
じゃあ、なにがなんでも横書きだけにしちゃえばいいかといえば、縦書きもあり横書きもありが日本の文化であると思う。元号と西暦があるのも同様。
なぜ、なんでもかんでも世界的にみて多数のものに合わせなくてはいかないのかがまったく分からない。
例えば電子文書であれば縦書き表示と横書き表示、それぞれに自動変換してなおかつそれぞれ見やすい形にする事だって同一のコンテンツ(文字データ)から可能なはずだ。
電子化が進んだからこそ、その国その国の文化というものを大切にできるのではないかと思う。電子化するのだから単一フォーマットにせよというのはどうにも底が浅い気がしてならない。