もちろん、個人個人の特性もありますから全員がという訳ではありません。
また、多数かどうかも分かりません。
でも、その傾向が発症している人の重病度は確実に増しているのは実感します。
それが、
物事を解決するのに自分で考えようとしない
という事です。
何か問題が生じたとします。
例えば、「OracleにVBからつながらないよ。Enterprise Manager Consoleではつながるのに。」。
するとどのようにしてその問題を解決しようとするでしょうか。
GoogleやLive Searchで検索してみます。でも、結果が沢山でてきてみるのも嫌になります。
技術系の質問掲示板に質問します。でも、「調べてみて」という答えしか帰ってこなくて嫌になります。運が悪いのだろうと思って別の質問掲示板に質問してみても答えは一緒です。
仕方がないので先輩に聞きました。ちょこちょこっとコードを直してくれて接続できるようになりました。さすがです。あとは直してくれたところをコピペすればOK。
以上で問題は解決しました。
しかし、自分で考えるという部分はあったでしょうか。また、本当に解決した事になるのでしょうか。
この問題が生じたときに本当に最初の一歩として必要なのは「なぜ繋がらないのだろう」という疑問なのではないでしょうか。
そして、その疑問に対して
- 「なぜ、Enterprise Manager Consoleではつながるのだろうか?」
- 「Oracleに繋げるのには何が必要なのだろうか?」
- 「つなぎ先? あれ? どうやって指定するの?」
- 「ADO.NETのOpenで必要な情報って何?」
- 「あれ? Oracle Databaseが動いているサーバってなんて名前で指定するの?」
という疑問をどんどん自己生成していく事、その疑問に対して考える事、考えるときの手助けとしてネットでの検索や質問掲示板、先輩への相談を行う事。
問題を疑問に昇華し、「なぜなんだろう」と思う点を出せるだけ出してから1つ1つ解決していく、そんな行動をしていかなかったら、いつまでたってもずるずると同じ技術レベルで居続けるだけだと思う。
最近、特に顕著なのは、質問掲示板で質問者が、質問時の情報が不足していて結果的に他の方から内容についての疑問を問われたときに、考えもせず「知りません」「分かりません」と回答したり、いきなりフィっと面倒になってしまう傾向だ。きっと「問題解決してもらいに来てるのに」と思っているからだろう。
でも、質問掲示板でもサポートでも先輩でも、解決できるのは質問者が抱えている「疑問」であって、問題から疑問に昇華するのも、問題を解決するのも質問者自身なのだ。