ネタもと:護送船団方式→1メソッドは 50行以内
誰もができる→ダメダメな奴でもできる→できん子に足並み揃える
いやだ。。。
できん子は、あるいは「新人」に置き換えてもいいと思います。←これは、知識がたまっていないという意味です。
彫刻や絵画などの、手を動かす技術者は、何度も同じことを繰り返すことで、より短い時間、より少ない手間で同じものを作り、また、より美しいものを作ることができるようになります。ここに護送船団方式はあり得ません。言うなれば、「快速船方式」でしょうか。できるヤツに合わさなければ、売り物にならないのです。
しかし、ソフトウェア業界では、中身と外見が一致しないことがあります。どんな汚いコードでも、要望がかなっていれば良しとされます。そのため、護送船団方式が通ります。
このとき、できる人とできない人の差は、知識です。
επιστημηさんが書かれるコードは、時々理解できません。それは、私に STL の知識がないからです。R・田中一郎さんが書かれるコードが、時々理解できません。それは、私にラムダ式の知識がないからです。
じゃぁ、この3人が一緒に仕事をすることになったとき、どうするでしょう?個人組合であれば、それぞれがそれぞれの力量で行います。しかし、企業では、一番知識のない人、つまり私が理解できるコードを書くことが強要されます。なぜなら、新卒もまた、わからないと思われ、メンテナンスを担当することになってしまった人が理解できるかどうか、わからないからです。
できる人にとっては、面白くないですよね。第一、向上心が削がれます。できる、できないの差は、ここにこそあるはずです。そこを「評価しない」と言っているにも等しいことです。
結果。できる人から離れていく(辞めていく)ということになるでしょう。
投稿日時 : 2008年11月21日 19:31