Windows Azureへの配置は遅い
VMを作成したり環境を整えたりと色々な事が行われますから時間がかかるのは分かります。しかし、Visual StudioでWindows Azureプロジェクトを作成し、いざWindows Azureにプロジェクトを配置しようとすると次のように18分近くかかります。
これでは開発時やテスト時のようになんどもくりかえす場合に時間ばかりかかってしまい寝落ちの危険がつきまといます。
Windows AzureへのWeb配置が実装されました
Windows Azure SDK 1.4ではWindows Azureに Remote DeskTop (RDT:リモートデスクトップ)で接続できるようになっていて、RDT接続を使ってAzureのデプロイではなくASP.NET Webアプリの配置を行う事が出来ます。
Windows AzureにRDTで接続しよう
AzureのデプロイではなくWeb配置なのでAzureインスタンス自体は事前につくって置かなくてはならず、また、Windows Azureが稼働しているマシンが再起動などした場合はAzureデプロイした内容が読み込まれるので元に戻ってしまうなどの注意点がありますが（あとシングルインスタンスのみとか）、開発時やテスト時にAzure上のアプリの置き換えをなんどもくりかえすときなどは時間の大幅節約になります。
リモートデスクトップ接続が完了しているとWindows Azureソリューションの「Webプロジェクト」側の発行で発行プロファイルとしてAzureのComputeServiceが選択できます。
一番下の[パスワード]欄に証明書に設定したパスワードを入力して[発行]ボタンをクリックしてください。
もう、あっという間にWeb配置がおわります。いままでがなんだったのかというくらいに。
注意
必ず霧のいいところで「Windows Azureの配置」を行って巻戻りがないようにしましょう。