イベントや勉強会、また各種締切などを管理するために、Googleカレンダを利用しています。GoogleカレンダとWindows Mobole機であるemoneの予定表の同期をとるためには、間にOutlookをインストールしたPCをいれて、emone⇔Outlook(PC)⇔Googleカレンダという形になります。これは少々面倒ですし、Outlookが嫌いでPCにインストールしていない人には使えません。そこで色々探してみるとどうやらNuevaSyncと使うと、GoogleカレンダをExchange Serverとしてアクセスできるようになるそうなので、早速、この方法を試してみました。
NuevaSyncとは
NuevaSyncとは、GoogleカレンダをExchangeServerへのアクセス方法で公開するためのGatewayです。Web上の仕組みですので、NemusSyncのようにJailBreakも必要ありませんし、また無料で利用できます。
注意点1
その反面、Googleカレンダに接続するためのIDとパスワードをNuevaSyncサーバに保存する事になりますので、カレンダへのエントリに取引先名などを記入する際には注意しましょう。
注意点2
Nuevasyncの仕様上、emone予定表から2週間以上前の予定が消えてしまいます。Googleカレンダには残っていますので、最初に使う場合などはGoogleカレンダに正本スケジュールを移すなどの対策が必要です。
注意点3
Nuevasyncで最初に同期をとる場合、Google側のデータは大丈夫ですが、emone側のデータが消える(カレンダを同期したときはカレンダ、アドレス帳を同期したときはアドレス帳)てしまい、Google側と完全に一致する状態になりますので注意してださい。
NuevaSyncの設定
NuevaSyncの設定は、「iPhoneカレンダとGoogleカレンダを同期する」を参照して下さい。
emoneの設定
[スタート]-[プログラム]-[ActiveSync]をクリックして、ActiveSync画面を開きます。
- サーバーアドレス:「www.nuevasync.com」
- ユーザ名:NuevaSyncに登録したアカウント(Googleカレンダのアカウントではありません)
- パスワード:NuevaSyncに登録したパスワード(Googleカレンダのパスワードではありません)
- ドメイン:nuevasync.com
- 同期するデータ:予定表
同期動作
ActiveSyncのデフォルト動作は「手動」のため、予定表とGoogleカレンダを同期するためには、[スタート]-[プログラム]-[ActiveSync]でActiveSync画面を開き[同期]ボタンをクリックしなければなりません。
これで画面上に「同期日時」が表示されれば同期の完了です。
emoneだけではなく、WindowsMobile機であれば同様な手順で動機ができるはずですので、ぜひ、試してみてください。