ネタもと。[雑記][Web]自分を見える化して全世界に発表させろだなんてね（navtan別館）

そこが取り上げてる ITPro の記事の、他の回で取り上げられているブログを見てみた。CANPAN ってところを使っている。そこの、ユーザ規約。やっと本題。

CANPAN ユーザ規約（canpan.info）より：

本規約は，財団法人日本船舶振興会（以下「当財団」）が運営する『CANPAN』（以下「本サイト」）内のサービス（以下「本サービス」）であるCANPANブログ（以下「本ブログ」）についての利用条件を定めるものです。本サイトの利用者の皆様（以下「ユーザ」）は，本規約に同意することを条件として，本ブログを利用できるものとします。

本規約において使用する用語の定義は，以下のとおりとします。
「掲載情報」
ユーザが本ブログの提供を受ける目的で，当財団に提供した記事，トラックバック，コメント等すべての情報をいいます。

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AA は、こちらからいただきました。

トラックバックまで「投稿」なるの！？マジですか？？

前項の各号を除く掲載情報ついて，著作権は投稿者に帰属するものとします。また，当財団は本サービスの提供，プロモーションの目的に限り，投稿者への通知なしに自由に要約，引用等に利用することができるものとします。

えーーーーっ！！（AA略）トラックバックがですか？！

なんか、一昔前の、「無断リンク禁止」状態？？

ネタ記事でも遊ぶ。あ～、これ足したから、タイトル変えるべきだったかも～。

ビビリな若者たちよ！！ 実名ブログで自分を「見える化」する勇気を！！（IT Pro）より：

及川さんは，その場で「米国では顔写真を載せて実名でブログ発信するのが常識であり，ネットで検索した時に名前が見つからないようでは，存在していないに等しい」と厳しい言葉を投げかけました。

ごめん。アメリカの常識が、日本の常識と相容れないことは、たくさんあるんだけど？IT 業界の人なら、アメリカの「正常系テストが一回でも通ったならリリースしてええやん」って常識に疑問符を投げかける人は、たくさんいると思う。これを持ってしても、アメリカで常識だから日本でも常識になれ、って、変じゃない？逆に、日本の常識をアメリカに持っていってもいいやん。なんも、アメリカが何でも優れているわけやないでしょう？

しかも，現代は，かのマザーテレサが嘆いたように，愛情の反対語＝無関心という病がはびこっています。街中で，ちょっとやそっとの「おかしな事」をしたぐらいでは，誰も立ち止まって見てくれないでしょう。

無名の人間が普通のブログを始めてすぐに大人気となり，衆人環視にさらされるようなことは考えられません。もし，そんなに簡単なら，私もブログのアクセスを増やす苦労などしなくて済むでしょう。

な、な、なに？この感覚(-_-; ちょっとやそっとおかしなことをしたら、白い目で見られるよ。ちょっとやそっとおかしなことして、こんな修羅場を見た人もいるんだけど？

あ～～～っ！！

だから，安心して「実名でブログ発信」をしてみてくださいと呼びかけたのです。もし読者やファンが殺到して「大変なこと」になるようなら，こんなありがたいことはないので，その時に対応を考えましょう。

………(-_-;

みんながみんな、自分が誰であるかを明らかにしなければならない状況であるなら、自制が働きます。しかし、大衆の中に紛れて自分を表さなくてもいい状態であるなら、そんなものは働きません。わからないんだろうなぁ、それがどういうことか。

ちなみに，私たち企業経営者の「個人情報」は商法の定めによりガラス張りになっています。企業の登記簿謄本や帝国データバンクの企業情報を閲覧すれば，自宅の住所や電話番号まで明らかになってしまいます。もちろん，さまざまな名簿も出回りやすいので，私の元には，あらゆるセールス電話・ダイレクトメール・迷惑メールが届きます。

事業主として登録して、そういうことを公開しているなら、ね。

私は、一人暮らしの時に、それも引っ越して間もないときに、セールスの電話がかかってきたんだ。それも3本。どうやって知ったの、この電話番号？？間違い電話や、適当にかけたものではない。ちゃんと、私を狙ってかけてきたものだった。とっても怖かったよ。そういう、怖い思いをしたこと無いんだろうね、この人。

私が育った下町では，買い物に行くにも銭湯に行くにも何人もの顔見知りの大人たちと会うので，会話を交わさずに過ごす方が難しかったのです。毎日顔を合わせる人も多いので，単なるあいさつだけでは終わりません。その場その場でアドリブで話さなくてはならないのです。

私も、そういうところで育った人ですけどね。それでも、ヤダよ。顔もわからない人からメールが届くのは。

限られた内なる集団の一部に嫌われたところで，外に生涯つきあいたい人生の師や先輩，そして仲間ができれば，何のことはないのですが，そこに目がいかないようです。

その、「限られた集団」と、自分が将来どれくらいつきあうのかによって、変わるでしょう？その集団とのつきあいを、それで切れるのなら、それもあり。そうでないなら、どうよ？

グーグルの及川さんが指摘された通り，実名で発信しなければ「ネット上に存在していない」も同じなのです。それに，私のような海千山千の人間でさえ，はじめての相手からメールをいただいた時に，メールやブログで実名を名乗っていなかったら，怖くておつきあいもできないのです。

ネットで存在していない？馬鹿いっちゃいけない。ネットに存在しているのは「はなおか じった」だ。この人格は、ネットにのみ、存在している。そして、何人かの「中の人」を知っている人によって、オフラインにつながっている。ネットで一貫した名前を使っているなら、それは立派にネット上に存在している一個の人でしょ。な～にいってるだぁね、この人。

それとも、あれか？芸能人は、存在してねぇのか？彼らは「芸名」で活躍してんだよ。文豪は？夏目漱石って、本名だっけ？違うよね。ブロガーがネット上に存在してないなら、文豪は文学史上に存在していないってことになるか。おもしろいことを言うヒトだ。

実名で発信することで，自らの名誉を賭けた情報発信が求められますし，責任も伴います。

ば～か言うでねぇ。じゃない。馬鹿にするなっ！「はなおか じった」の名誉にかけて情報発信してんだ。責任もって訂正もするんだ。なんか、非常に腹立ってきた。

実名ブログで発信したら，誹謗中傷にさらされたり，炎上すると恐れているかもしれません。たしかに，そんな苦い経験を味わうことも無いとは言えません。しかし，それもまた貴重な経験なのです。

ああ、それでヒッキーになったり自殺したりするような、貴重な経験になるかもね。

「ビビリ」の学生たちも，ちっぽけな自尊心や恐れを投げ打って，ぜひ今日からブログ発信を始めて下さい！

つうか。何をブログでつづるのさ？