自分のAzureサブスクリプションにあるAzure Storageにアクセスするには、Azure PortalやAzure Storage Explorerなど様々な方法がありますが、コンテナにたどり着くルートは次の3つの方法があります。
- IDとパスワードとサブスクリプションを指定して、ストレージアカウント名→BLOB→コンテナ
- 接続文字列を指定→BLOB→コンテナ
- ストレージアカウント名とアクセスキーを指定→BLOB→コンテナ
この中で1の方法はBLOB以外の資源へのアクセス権も得てしまうので自分以外の人には使わせることができないルートになります。
一方、2や3の方法であれば、例えば、データファイルを入れてほしいときなどに「接続文字列」や「ストレージアカウント名とキー」をお知らせして、Azure Storage Explorerからファイルをアップロードしてもらうと手軽です。
複数のお客様とのやりとりも
- お客様ごとにストレージアカウントを作成
- 接続文字列をお客様にお知らせ(お客様ごとに異なる値になる)
- お客様はAzure Storage Explorerを使ってファイルエクスプローラ感覚で指定の場所にファイルを配置
で済んでしまいます。
実際の手順は以下のようになります。
(1)

[ストレージアカウント]-[BLOB]-[コンテナ]にあるファイルを確認します。
(2)

該当ストレージアカウントの接続文字列を取得します。
(3)
Azure Storage Explorerを起動してAzureとの接続には「Use a connection string a shared access signature URI」を選択します。これで接続文字列指定の接続が可能になります。

(4)

接続文字列を貼り付けます。
(5)

Azure Portalにあったファイルが確認できます。
ここでAzure Storage Explorerをつかってファイルを1個追加してみましょう。


(6)
ちゃんとAzure側に入ったか確認しましょう。

きちんとはいりましたね!