まだ最後まで読み切っていませんがご紹介したいと思います。
話題にもなっているので読んだ人も多いと思いますが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」です。
高校野球を題材にしたストーリーだと、野球部全体がワルだったり、とんでもない不良がいたり、人一倍努力して野球の実力でチームをひっぱるような主人公がいたりしますが、この本の主人公はタイトルにもあるように女子マネージャーです。
そして、でてくる登場人物はどこにでもいるような(それこそどこの職場にもいるような)高校生です。
でも、そこからドラッカーのマネジメントの考え方を取り入れて、野球部が変わっていきます。それこそ、マンガやアニメにあるように。
今まであったようなものと違うのは、そこにある理由付けがドラッカーの本の文章として明確化されている点です。しかも効果的に話の流れをおらずに。
特にP.113~P.117は前半の山場の一つです。マネジメント本で感動するとは思いませんでした。
ぜひ、一読してほしいと思いました。特にマネジメントに興味がない開発者の皆さんにも「専門家」はどうあるべきか「専門家」の価値とは何かがちゃんと分かってかかれています。そうそう!そうなんだよ!とつぶやかずにはいられないと思います。
ぜひ!ぜひ!