2008/11/15に東京の溜池山王で開催された「わんくま同盟東京勉強会#26 - ライトニングトーク大集合!!」を担当した初音です。
勉強会についてご報告します。
実績:
![](http://naka.wankuma.com/site/special/2008/10/LT_14921/_DSC4246.jpg)
この会が企画された発端は、2008年5月に開催されたINETA DAYだそうです。
INETA DAYで使われていたホールが素晴らしく代表の中さんが「うちもやりたい」と言っていたそうです。
そこから場所探しが始まるのですが、ネックとなるのは収容人数というよりもホール型、扇の要のところにステージがあってすり鉢状に広がっているような場所でというところでした。
実際、場所探しは困難を極め、とあるルートから今回の会場となるホールについてご紹介頂けるまでが最初の難関だったといえるでしょう。
いえるでしょうとは書きましたが、このあたりまであまり関われていませんでした。申し訳ない。
実際のところ、私が本格的に関わりを持つようになったのは、この会場の下見をすることになった9月だったりします(笑)。
下見させていただいた会場はまさに理想的で、ここで勉強会を開催するならばできるだけ多くの人に前で喋って貰う経験をして欲しいと思えるホールでした。
つまり、可能な限りライトニングトークのコマを詰め込むコンセプトは、この下見のときに確立されたといえます。
わんくま同盟でのライトニングトークについて少しご説明します。
わんくま同盟では今年の6月から、お昼に30分枠を確保して5分間のライトニングトークを3本づつ行ってきてます。
内容としては技術系や特定ベンダー製品などには拘らず、悪口やネガティブなものでなければ何でもOKというスタイルの5分間トークというのがコンセプトです。
勉強会開催にあたり場所が決まればあとはタイムテーブルや登壇者への打診となりますが、初めての場所であり昼食事情もありましたので午後開催、準備と撤収時間を考えるとセッション時間は13時~18時の5時間となります。
この時間枠にライトニングトークをより多く確保して、それでいて遅れなども解消できるよう次のように計算してみました。
- 5分のライトニングトークに交代時間を30秒として10人で55分かかる
- それに予備時間5分をいれて10人で1時間
- この1時間を1ブロックとして合計5ブロックで5時間
- よって、可能な限り詰め込めば、合計50人が登壇できる
会場のキャパが125人くらいですから人数バランス的にも約50%がスピーカ、つまり、自分の周りの誰かが必ずスピーカーという雰囲気も作れるのではないかと考えました。
この50人という人数とタイムスケジュールは、当初、代表の中さんには怪訝な顔をされましたが(後で聞いた話では、集まると思わなかったそうです)、この方針で行うこと、スピーカーについてもこちらから知り合いに打診するだけではなく、募集サイトの仕組みを使って広く募集を行うことなども決まって、対外的にも企画がスタートしました。
当初の一番の心配であったスピーカー50人についても10月末にはすべて集まり、参加者についてもスピーカーが決まるのと前後して応募が増えてきて、企画上の目標人数と想定していた100人を越えて当日を迎えることができました。
広く公募したこともあり、また、ライトニングトークということもあり、話のネタ的に重なりもある程度覚悟していましたが、ふたを開けてみたらC#以外は重ならずC#にしても切り口が各人の視点になっており、知らない話、再確認する話も多く、当日は私自身も非常に楽しい時間を過ごせました。
このように内容が多岐にわたりまたスピーカーの持ち味を引き出せた要因の一つとしては、各人が他の方のネタに左右されず自分の得意な話をして頂けたからだとおもっています。
反対意見も頂きましたが、タイトルも含めてネタの事前公開をしないようにご協力頂けたことも大きかったのではないかと考えています。
また、スピーカー以外の参加者についてもどんな話が行われるか分からないという面もありましたので、最初のコマから来場して見ていただけたのではないかと思っています。
このように、会場や内容、登壇人数や参加者人数、懇親会人数など、通常のわんくま同盟の勉強会としては異例づくしで特例尽くしの勉強会は、ust参加をふくめた一般参加者のみなさん、スピーカーとして登壇してくださったみなさん、スタッフとして協力して頂いたみなさん、りょーいちさん、こあらさん、一緒に壇上で進行してくれた高萩(とっちゃん)さん、代表の中さん、の協力で大成功で完了したことをここにご報告させていただきます。
追記:
さいごにもう一度「ありがとう」という言葉を書かせていただきたいとおもいます。みなさん、本当にありがとうございます。