Oracle DatabaseソフトウェアをインストールしてOracleデータベースを作成するときにAL32UTF8のような感じでDatabase Characterset を指定します。
Database Characterset の変更はデータベースの再作成が必要なので慎重に決定しなければなりません。
現在の設定値を調べるには次のSQL文を使います。
SELECT PARAMETER, VALUE FROM NLS_DATABASE_PARAMETERS WHERE PARAMETER='NLS_CHARACTERSET'
一方、環境変数NLS_LANGにも同じような値、Japanese_Japan.AL32UTF8を設定しています。
Database CharactersetとOracle Databaseソフトウェアを稼動させているユーザの環境変数NLS_LANGは一致させる必要はありません。
例えば、ja_JP.UTF8なLinuxにOracle Databaseソフトウェアをインストールして、Database Characterset がJA16SJISTILDEなデータベースを作成する場合に、環境変数への設定値は、Japanese_Japan.AL32UTF8となります。
このように設定しておけば、Linuxにログインしてサーバーローカルで作業を行うときもAL32UTF8とJA16SJISTILDE間の文字コード変換が行われて、Linuxでの画面表示も(変換できる文字であれば)化けずにつかうことができます。