IronRubyとはWindowsで動作するRuby処理系のことで「アイアンルビー」と読みます。
IronRuby 1.1でVisual Studioを使ってRubyのコンソールアプリを実行したときに日本語が文字化け(コマンドラインであれば ir ?Ksで起動すれば文字化けしない)になる問題が1.1固有の問題なのかそれともIronRubyが解決していない問題なのかを判断するためにIronRuby 1.1をアンインストールしてIronRuby 1.0を入れて確認しようとしました。
IronRuby 1.1のアンインストールはコントロールパネルから無事に終わったんですがIronRuby 1.0をインストールしようとしたら次のようなエラーが発生して無理でした。
そこでIronRuby 1.1を再度インストールするしかないかとインストーラを起動したら
[Remove]があるじゃないですか!さっそくRemoveを実行してからRuby 1.0のインストールを再試行してみました。
無事インストール開始!
コマンドラインから-KsをつけずにIronRubyを起動した場合も日本語は化けません。
さて、それでは期待のVisual Studioでの利用ですが、残念ながらIronRuby 1.0にはVisual Studio拡張機能がありません。
ダウンロードのリンクをよく見てみたら
となっており、includes Tools for Visual Studio 2010はIronRuby 1.1のみのようです。
だとすれば、IronRuby 1.1の今後のアップデートに期待していくしかないようです。