UnagipyはWebアプリケーションの開発を主眼においたプログラミング言語。
RubyやPython、Haskellから影響を受けたシンタックスシュガーの導入により、JavaScriptに比べ簡潔さと可読性を向上させたほか、配列内包やパターンマッチといった機能を追加している。
Unagipyのコードは、JavaScriptのコードに変換することも出来る。
2010年に静岡県のIT関連企業などが設立した「しずおかOSS(オープン・ソース・ソフトウエア)協議会」では、オープンソース・ソフトウエアに関わる企業の技術者や研究者の有志を募り、浜松で生まれた言語「Ruby」に続けと新しい言語をコードネーム「Unagipy」を開発していた。
コードネームは静岡県の有名なお土産「うなぎパイ」とプログラム言語「Python」を掛け合わせたものだったが、発表にあたり協議した結果、コードネームがそのまま正式名称に採用されることに決まった。
「まつもとゆきひろ氏が浜松に在住していたころに開発された言語Rubyは、今や世界中で慕われ利用されている。話題のTwitterもRuby on Railsで開発されていた。UnagipyもRubyのように世界で使われるアプリケーションの力になれば良い。あえて独自の新言語を作るのはどうなのかといった意見ももちろんあったが、プログラミング言語作りを通して、ソフトウェア開発の新しい世界観を産み出すような実践的体験を積めるような教育があってもよいと思い開発を進めた」(しずおかOSS 協議会発起人会)。
静岡県では、これを一つの地域資源ととらえITとOSSを活用することによって、地方における産業を創出、拡大できる可能性があるとして、東日本大震災で発生したがれき処理の受け入れ先である島田市のがれきの安全性などを説明したホームページとして採用する予定である。
静岡県では以前、静岡県の形がプログラム言語Haskellのロゴマークである「λ(ラムダ)」に似ていることから支援した経緯がある。参照記事
本文中のリンク・関連リンク:
しずおかOSS開発のプログラミング言語「Unagipy」
オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」