先日の7/16(土)に第7回 静岡ITPro勉強会が行われました。
テーマは、「ヤマハルータはどのような存在なのだろう?」
講 師は、ヤマハ株式会社 平野さんです。
http://projectphone.typepad.jp/blog/
静岡ITPro勉強会7 Togetter
http://togetter.com/li/162214
資料:第7回静岡ITPro勉強会at 2011/7/16
http://projectphone.typepad.jp/pdf/shizuoka_itpro7-20110716.pdf
私は木金休日の土日出勤となってしまったため、勉強会には行けませんでしたが、みなさんがまとめてくれているので参考にさせていただきました。
今回も評判が良かったようで、なによりです。
そういえば、ヤマハって山葉さんって方が作った会社なんですね。
さてさて、ヤマハといえばピアノもしくはバイクの会社という認識が高いと思います、そんな会社がなぜルーターを作成したのか?
電子キーボード『DX7』の開発にあたって、高度なDSP(デジタルサウンドプロセッサ・サラウンドプロセッサ。音声演算回路)を自社開発していた。
この技術を通信分野で生かせないかと考えて、18年前(2005年時)に作ったのがファクス用モデムLSIだった。国内では売れなかったものの、米国で“PCファクス”として採用され、月産20万個も売れることもあった。
その後、ISDN用LSIを開発し、1993年には通信カラオケに利用され、1995年にはTA機能を内蔵したルーターを開発して中小企業などに安く導入できる製品として好評だった。
http://ascii.jp/elem/000/000/346/346153/
【ヤマハの歴史】
・最初は輸入オルガンの修理→楽器関係作る
・楽器やってた流れで電子楽器も作る→DSPも作る
・DSPを他に利用しようとして→ルータ作る
という流れで、楽器、電子機器、ネットワーク関係の製品を作るようになった。
じゃ、なんで発動機や家具とかも作ってるかというと、
・ピアノの修理で木工のノウハウが溜まる→家具を作る→住宅設備も作る
・戦時中に軍から「家具作ってるんだから木製のプロペラ作れるだろ」といわれて戦闘機のプロペラ作る→ついでにエンジンも作る
・エンジン作ったから→バイクも作る
・エンジン作ったから→船も作る→船体作るのにFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を作る
・FRPを利用して→ウォータスライダー→ついでにプールも作る
・プールの水濁ったんで→浄水器作る
・失敗作の浄水器で藻が大繁殖→藻の養殖始める→バイオ事業化
http://alfalfalfa.com/archives/00179.html
いやはや、失敗しても副産物で事業化しちゃうんですね。
そうそう、YAMAHAってMSXを作ってたんだった。
http://bit.ly/q8FMJB
岩井俊雄、MSXとの出会いを語る
岩井さんはもともと作曲する目的でヤマハのMSXを購入された後、AmigaとMSXを用いて映像を作り出しフジテレビ の子供向け番組「ウゴウゴルーガ」が社会現象を呼ぶに至る
http://bit.ly/oTRHNm