ネタ元:P2Pの誤解を広めてはならない
そのネタ元:札幌の高3、無断複製ソフトをネットで販売し書類送検
まず世間の常識として。
P2Pというのはファイル共有ソフトの事です。
それも悪しき利用を指す場合がほとんどです。
いまさら技術者がこぞっていやいやそれは勘違いだとか言っても手遅れです。
P2Pに濡れ衣を着せるとか言っておられる方はP2Pの意味をよくご理解されているのだと思いますが、
残念ながら世間の常識ではP2P=ファイル共有ソフトの犯罪利用、となっているのです。
方法は2つ。
1.P2Pというのは通信技術である、というのを世間の常識化する
2.P2Pという単語は=悪しきファイル共有ソフト、と認めて、通信技術には別の単語を新設する。
P2P肯定派な皆さんはがんばっていらっしゃるようですが私には1はそうとうな労力に思えます。
社会というのはおもしろいことはすぐ広まりますが、どうでもいいことはちっとも普及しないのです。
そして私には2しか答えは無いと思います。
そして結論はP2Pは悪しきものですから否定する事で間違っていないですよね?
追記:
もう少し書かせてください。
前エントリーで全否定したP2Pですが、仮に通信技術名称が「新P2P」なりに新設されたとします。
その場合でも意見としてP2Pを否定し、新P2Pは否定しないということを述べています。
現状では通信技術もP2Pですから法整備の段階でP2P(ただしファイル共有うんぬん)というのが作られると思われないと私は考えており、
その意味を込め前エントリーではP2P全体否定しか取り得ないと書きました。
今後ほんとうに新語が出来たならもちろんP2Pはファイル共有部分のみ指す単語ですから、
結果としては私はファイル共有のP2Pのみの否定する人になるという意見です。
追記:
2もホネだというご意見いただきました。
ということは
1も2も実現が難しいのならどっちかが実現するまでは、
残念ながら今後も肯定派と否定派で対立していくしか道はないのかなあと思います。
(赤字を追記してみました)