前エントリーでコメントいただいて、私自身も気付いてなかったのですがどうやら2つの話題が混在しているようです。ここで分離したいと思います。
1.リトルエンディアンかビッグエンディアンかの話題
すみません、なんとなくこの話題に流れている節も感じられましたが、これはもう現在はリトルエンディアンの勝利で決まりなのでしょう。私もリトルエンディアンで大賛成です。アドレスの上位に向かって桁が大きくなるのはすごく当たり前に思えます。アセンブラレベルで言えば数値のインクリメントなどを行う場合に数値の大きさ(占める領域の大きさ=バイト数)を気にせず数値の格納されたポイントにたいしてインクリメントするというのはとても都合がよさそうです。しかし人間界の数値はどういうわけだか記述はビッグエンディアンで行います。読む場合も上位から読みます。これは最初に数字の記述を考えた人がひねくれてたのではないでしょうか?そして私の結論的な意見としては人間の書く上位が左にある数値の方がむしろ不自然に思えます。配列の配列で添え字が左へ増えていくかという話題についてもこちらに属すると考えれば、つまり平面を表していない2次元配列の場合なら私にはコンピュータ的にリトルエンディアンにしても、人間的にビッグエンディアンにしてもどっちもアリかなと思います。
2.XY座標のX座標を左に書くか右に書くかの話題
私が前エントリーでしたかった話題はこの2の話題です。まず1と区別したいのは平面を表すXとYは対等な関係ということです。どっちが上位でもありません。それを上位下位の区別しなくてはいけなくなったのは、それを一次元的に格納するコンピュータアーキテクチャの勝手な都合であり、それを意識しないと使えないのは不便だと感じたのでエントリーしたというのが単純な経緯です。添え字の順番は私は数学という学問がルールでXを左に書くと言っているのですからそれに習った方がわかりやすいのではないか?と思っているということです。それに準拠するように言語を調整するのは言語作者の手腕でしょうから今のような平面を表す2次元配列でXを左に書けない言語は納得いかないと思っているわけです。
区別になったかなあ。ちょい自信ありません・・。
19:00追記
コメントたくさんもらえて実は本当にびびっています^^;;。さすがはわんくま同盟のブログですねえ。うかつな発言は本当にできないなと性根入れて頑張ろうとおもいます。
今のところですが、私の感じでは皆さんも多かれ少なかれコンピュータってのは「人が気を回してやんなきゃ使えねえんだよ」って思っていらっしゃるんですよね。まだまだSFの世界のように人の上をいくようなコンピュータ社会ってのはほど遠いってことですねえ。仕方ないからYXの順番に書いてやるよって事でOKでしょうか?違う?^^;;