ある日、息子が突然質問してきた。
ユン「なぁ、お父さん。エックスとエーって、なに?」
唐突にこんな聞き方をされても困る。「エックス」は「X」なのか?それとも「仮面ライダー エックス」なのか?まぁ、「エー」があるから、それはないか。
これは、ベネッセの、この広告が元になっています。最初の方に「(x-a)2」というのが映っているわけですが、これです。
本当なら、その単語が出てきた文脈を尋ね、自分と相手の土俵を合わせなければならないということを教えるのですが、今回はベネッセの CM がふっと出てきたので、そのまま答えます。
「ああ、ユンよ。それは、教えられへんわ。」
ユン「えー?なんで?」
「そうやなぁ。この後5年生や6年生になったらな、例えば、『鶴と亀があわせて10匹います。鶴と亀の足を合わせると、32本あります。鶴と亀は、それぞれ何匹いるでしょう?』っていう問題が出るねん。」
ユン「え?鶴と亀が10匹で、足が32本?!・・・そんなん計算できひんやん。」
「そうか?」
ユン「いや、ちょっと待ってよ。鶴と亀が10匹やろ。亀が10匹やったら、亀の足が4本で、40本。亀が9匹やったら、鶴の足が2本やから、4*9+2=36+2で38。鶴が2匹やったら、4*8+2*2=32+4=36…2本ずつ減ってる!!」
「うん、そうやな、そうやってわかるな(くっそー、こいつ、俺より頭やらかいやん!)。他にも何種類かあるんやな。もし、ここで x が何か、どうやって使うかを教えてしもうたら、今考えたような事を考えんようになってまうやろ。でもな、知っとうことも大事やけど、知っとう事をどうやって使うかって事も、大事やねん。それが“考える”っていうことやな。もしここで教えてしもうたら、“考える”ことをせんようになってしまう。だから、今は教えられん。」
母ちゃん「ユン。計算問題の中に、四角のある問題があったやろ?“3×□=15”みたいなの。あの四角のことや」
さすが母ちゃん。。。
その後、ドツボにはまるユンと父ちゃん。話がどう転んだのか忘れたが、「虚数って何?」にまで進んだ。
「それも教えられへん。それがわかるために必要なことを知ってないから。例えばマイナスの数や。」
ユン「そんなん知っとうわ!」
「そうかなぁ?ほな、-1掛ける-1は、なんぼ?」
ユン「え?えーっと、マイナス1やから、、、マイナス1やろ?!」
「違うんやなぁ。な、マイナスのかけ算を知ってへんやろ」
ここで、“スーパー辞書”(広辞苑)や電卓を持ち出すユン。
ユン「えっと、、、実数でないなんとか(複素)数?実数って何?」
ユン「あれ?マイナスって、どうやったら入力できるん?」
「な?わからんことばっかりやろ。順番やねん、順番。順番に知っていかんと、わからへんねん。だから、今は“嘘の数”って事だけでええねん。」
先日、ふと思い立って、息子に聞いてみた。
「ユンちゃんよ。木の板に、一桁の数字を書いて、カレンダーみたいに今日の日付を作るとします。3日は単に“3”とだけ書くとしたら、木の板は最低何枚必要でしょう?」
ユン「それって、(店の名前)においてある、サイコロみたいなヤツか?」
「そうやな。そんなヤツや」
私が考えていた数える方法と違っていて、面白いと思ったので、いったいどれくらいの「答えを出す方法があるのか」、ここで尋ねてみようと思います。
コメントなりトラックバックで、あなたの考えた「答えを出す(計算する)方法」を、お教えください。ちなみに答えは23のはず。