以前、囚人さんところのコメントでリークした吉報が、やっと訪れました。
Connect サイトに、日本語でフィードバックできるプロジェクトが立ち上がりました→Visual Studio & .NET Framework プロダクト フィードバック センター
こちらも参照→Visual Studio & .Net Framework プロダクト フィードバック センターがオープンしました(ディベロッパー製品開発統括部 Blog)
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MSDN フォーラムの「フィードバック フォーラム」と、何が違うの?
MSDN フォーラムは、フィードバック フォーラムであっても「ディスカッションの場」です。対して、Connect サイトは、純粋に「フィードバックの場」です。
わかりにくいですね。バグなのかどうかわからないけど、MSDN ライブラリに書いてあるのと違う動作がある。この場合、まず MSDN フォーラムに投稿します。MSDN フォーラムはディスカッションの場なので、他の開発者と有意義な議論ができるでしょう。
そこで「バグだろう」という結論に落ち着けば、安心してConnect サイトへ「バグ」としてフィードバックを提出できます。
しかし、「仕様です」という結論になれば?総合的な動作に納得ができれば、そこで終わり。納得できないなら、「こういう動きをするが、それだとこんな風に困る。こんな動きをして欲しい」という提案を、フィードバックとして提出できます。
ここで重要なのは、今の仕様だと、「なぜ」、「どのように」困るのかという報告と、「この様」だと「どれくらい」幸せになれるかという提案です。報告と提案をセットで提出してください。そうすると、価値の高いフィードバックとなります。
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Connect サイトって、どんなところ?
Visual Studio & .NET Framework プロダクト フィードバック センターについては、ここで提出されたバグ報告、改善提案は、アメリカの開発チームが参照しているバグデータベースに、直に登録されます。つまり、Connect サイトに提出した報告は、ほぼ、開発者が目にします。
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でも、アメリカ人が、日本語を読めるの?
読めません。なので、ここから「新しい試み」です。
Visual Studio 2005 がベータの頃は、日本語での投稿ができていたのですが、いつの間にか「英語のみ」になってしまっていました。ある偉い MVP さんが「なんだこのやろー!」と叫んだのがきっかけかどうかはわかりませんが、「日本語で投稿されたものを、マイクロソフトの技術者が英語に翻訳しよう。英語で書かれた返答を、日本語に翻訳しよう」ということになりました。なので、英語に直しやすい日本語を心がけていただければ、日本語で投稿することができます。
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へぇ。じゃぁ、世界中の人が読むの?
いいえ。英語が使える人は、英語のみのサイトがあります。残念ながら、今のところ、この2つのサイトで提出されたバグ レポート、サジェスションは、横断的な検索ができません。横断的な検索ができるようにして欲しいという要望は、すでに出ています。
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でも、Visual Studio だけ?
Connect サイトの「ご利用可能な会員制プログラム」に、日本語で説明が表示されているものについては、日本語での投稿が可能です。これらは、日本の開発チームが運営しているサイトです。
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なにか含んだ書き方をしていますね。なんかあるんですか?
「こうなったらいいな」を想像してください。
投稿日時 : 2008年3月6日 22:17