というわけでハウステンボス着
敷地の端っこ、スパーケンブルクの港から一枚。左に見える塔がシンボル塔ドムトールン。どっからでも見えるので、私にとって大切なランドマークになる……ことになるのは後ほどw 入出国口でクーポンをパスポートに変え、大きな荷物をホテルアムステルダムへポーターし、いざ、散策じゃー!
という到着はお昼。船酔いが全く無かったのでとっても普通にお腹がすいている(笑) お昼どうしようかなーと思っていたらふと目に付いたノボリ。
「佐世保バーガー」
「公式ショップ」
佐世保バーガー?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B8%96%E4%BF%9D%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC
こういうもんらしい。とくれば、手軽にコレでいきまっしょい♪
わははは、ゴーダーチーズバーガーちょいす!
実は私のハウステンボスに対するコダワリはさりげに細かくて
- 日本唯一のエッシャー公式ショップがある
- ここのチーズ(特にゴーダとクリーム)は文句無くうまい
- ここのチョコレートは絶対食べないと損
- フリーシアンホースと遊べるのはここだけ
つまり「ハウステンボスにしかない」ものがここにはあって、私はそのために来た。
そしてその中のひとつ、「ゴーダチーズ」に早速パクつけるなんて、ああ、なんて幸せ(うっとり)
贅沢な昼、ゴーダチーズバーガーを食べていると、気がつけば鳩に囲まれる。ここの連中は人=餌くれマシーンと理解しているらしいが、それでも遠巻き。「くれないかなー」と察してチャンでこっちを見ている。
「ふん、そう簡単にありつけると思うな」
意地になる私、ちょっとバンズの端っこをつまみ、手の上にのせてそっと地面に近づける。ハト、警戒する、が、その内、勇気のある一羽が近づき、手から直接かけらを持っていく。
「ふっ、骨のあるヤツがいるじゃないか」
私、調子にのって、また欠片を出してみる。ぱくつく勇者鳩。やがて他の鳩たちも「こいつ、手から食っても大丈夫らしい」と学習するが、勇者鳩、私に近づく他の鳩を全てつつきまわして追い払う。
「俺のオンナに手ぇ出すなワレェ!」
とでも言わんばかりに戦う。つい、そんな勇者鳩にいそいそと貢ぐ私w
こんな風に独占されてみたいもんだな
やがて食べ終わり、ふと見回すと、あの勇者鳩、そのほかの鳩、一羽もいない。さみしーく強風だけが吹いている。
「わ、私のバーガーだけが目的だったのねっ!」
と捨てられた女の嘆き……なわけないって(乾いた笑)、たぶんねー(遠い目)