このエントリではCentOSが入っているPCにWindowsXPを入れなおしてみます。
#画像がいっぱいなのでわんくまメインフィードからご覧の方にはご迷惑をおかけします。
LinuxをインストールしたPCにWindowsをそのままインストールできない事実に最近気づきました。
WindowsがインストールされているPCにLinuxをインストールしたときは何事もなくできたので逆も当然できると思っていました。
何でだろうと調べてら以下のサイトが参考になったのですが
http://perltips.twinkle.cc/linux/windows_xp_reinstall.php
http://support.microsoft.com/kb/314458/ja
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012582480
私みたいにLinuxに詳しくない人にとってはもう少しやさしい説明が欲しかったので
VirtualPCを利用して、なけなしの英語力+画像付きで説明します。
まず、何も考えずにWindowsXPのCDから起動すると、
Setup is inspecting your computer's hardware configuration...
と数秒表示されてその後まっくらになります。
ファイルシステムの違いからWindowsがハードディスクにアクセスできないのでインストールを開始できないみたいです。
で、サイトを参照していると下記のような回答がほとんどです。
LinuxのインストールCDから起動して、Linuxのパーティションをfdiskで削除する。
そうすればWindowsOSをインストールできる。
まず私にはどのタイミングでfdiskを実行するのかすらわかりませんでした。
セーフモードみたいなので起動するのかなぁと思いつつ、CentOSのインストールCDを挿入。
CDを挿入して起動すると以下の画面が表示されます。
GUIモードでインストールをしたい場合はそのままEnterを押す。
テキストモードでインストールしたい場合は、linux text + Enter
もっと別の事をしたい場合は、下のリストから選んでね。
というような事が書いてあるので、下のリストを確認。
助けてほしいので、きっとRescueだと思い、
linux rescue でEnterキーを押下。
次に言語の選択メニューが表示されます。
言語を選択するみたいだけど、日本語を使うこともないので、Englishを選択してOK
次はキーボードのタイプを選択する画面
キーボートタイプは日本のを選ばないといけない気がしたので、jp106を選択してOK
次はネットワークを利用するかどうかの選択画面
ネットワークを使うかい?と尋ねられたけど、使う予定はないので、No
次は長い英語が表示される画面
何となく、何か理由がわかってるならSkipを選択して直接コマンドを実行してくれと
言っている気がするので、Skipを選択。
読み込みもなく、いきなりコマンド入力を受付中。
とりあえずfdiskと入力したら、コマンドとして認識したので
パーティションのリストを表示する。
すると
/dev/hda1
/dev/hda2
の二つが表示されたのでこれを削除すればよいのだなと思い
fdisk /dev/hda2
を実行。
けど、pコマンド を実行しても何もリストが表示されない。
なんででしょう。どうやって消すんだと、パーティションを作っては削除して再起動をしばらく繰り返していました。
悩んだ原因は、たぶんLinuxのパーティションとかの仕組みをよくわかっていなかったからでしょう。
どこで気づいたかは記憶がありませんが、
fdisk /dev/hda
と実行すればよいみたいだとわかる。
pコマンドを実行すると
/dev/hda1
/dev/hda2
が改めて表示されました。
あとはパーティションを削除するだけなので、
dコマンドを2回実行してパーティションを全部削除します。
最後に保存して終了するために、wコマンドを実行します。
で、exitを入力すると再起動が始まります。
CDからブートをするとまたしても
Setup is inspecting your computer's hardware configuration...
が表示され、失敗かと思いましたが無事にWindows Setupの画面が表示されました。
めでたしめでたしです。
投稿日時 : 2008年3月3日 20:54