最近の若者はなんとやら

投稿日 : 2008年6月25日 18:23

私も本日めでたく23になったわけで、まだ初期おっさんにも入ってないんですが、
最近の若者の日本語の崩れは気になりますね。

と、言ってもだ。略語や、完全新規に登場したような「若者新語」は特に気になりません。

ほんのわずかな地域差が言語の違いを生み出すこの世で
時代とともに新しい言葉・新しい使い方が生まれるのは至極当然だと思います。
よく頭の固いじじばばが「最近の日本語は乱れとる!」っていうけど
『んじゃあんたら古語日本語使っとんのか』って言いたくなります。

その「言語の変化」が良い方向なのか悪い方向なのかはわかりませんし、
そもそも比較しようがないんじゃないかと思います。
今使われている日本語と古代の日本語。和歌を詠む場合なら「風流だな」とは思いますが
日常使う場合にどっちがいいかなんて比べようがないですよね。

問題なのは、「間違って覚えて使っている」日本語。
有名な例に ふいんき(雰囲気) とか。
我らがわんくま同盟の掲示板でよく見かけるのは「ご教授願います」
まぁ、ご教示とご教授を間違えるのはありうるとしても、「ふいんき」はねーよwwww
と思う今日この頃。発生源は喋りやすい発音をしていた結果だとは思うんですが
「読まず」「書かず」の次は「まともに喋らず」ですか。
そんなんでどうやってコミュニケーションとるんでしょーかね?

私も「めんどくさい」とか口では言いますが
「"めんどくさい"って打って漢字に変換できなーい」なんて厨なことは言いませんし、
テストで「"面倒臭い"の読み方をひらがなで書け」って問題が出ても「めんどくさい」なんて書きません。
世間一般で通じるようになった略語・新語は許せても「誤読・誤記を正当化」は許せません。

「ご教授願います」を多く見ていてふと思ったので唐突に書きました。

追記:
 パーソナルコンピュータ→パソコン はOK
 空気読めない→KY は常用は認めない。ネタでは使うけどね!w

フィードバック

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 18:34 by ネタ好き未記入
私も略語が堪らなく嫌いです。もともと略語とは英語での基礎的暗号ですから、暗号でしゃべるなと言いたくなります。それに、会話をすることが目的なので意味が分からないものは障害にしかならないと思います。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 18:47 by 鶏唐揚
略語っていうのは古語とかにも見られますし英語やその他言語でも存在してるので、
言語形態の一つだと思って私は許してます。
わかりにくすぎるほど極端に略したり、略語「でしか」話さないとかはダメですが。

「ふいんき」とかは「ゆとり語」と呼ばれているようですよ(

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 18:59 by シャノン
「ご教授」は見たら即突っ込むほどの間違いではないと思うんだけどなぁ。
なんか鬼の首取ったみたいに突っ込み入れるのはどうかと思います。

ちなみに俺は「らぬき言葉」は「全然OK」です。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 19:07 by 鶏唐揚
いや別に首とってないですし掲示板上では突っ込みも入れてませんw
何かそう思われる要素があったのなら提示していただければ泣いて謝罪します。

それに即ではないですよ。
ココ最近の短期間で、しかもわんくま掲示板内だけでも
間違えてる人がかなりいるなぁ…と思ったのでエントリにて書いた次第です。

らぬきは状況に応じて、ですかね。最近はお客さん相手でもらぬきで通ることが
ありますが、そういう場ではできるだけちゃんとした言葉を使うよう気をつけたいものです。

「インストローラー」ってのも見かけましたが、これはおそらくInstallerを誤読したものだと
思います。が、ググったら相当な数の人が間違えてるぅぅ

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 19:22 by シャノン
あー、いや。
「即突っ込んでる人もいる」ってことで。

> 「インストローラー」
「ディスクトップ」とかね。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 19:24 by Hirotow
ふんいき→ふいんきのように音が転換したまま定着した地名は山手線の駅名にも見られます。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 20:21 by れい
> ご教授願います

どこが間違ってるのかわかりません。
教えて授けてください、ってことにしか見えないのですが。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 20:49 by 鶏唐揚
約2年前にじゃんぬさんが既にやっていた罠…

http://blogs.wankuma.com/jeanne/archive/2005/11/24/19566.aspx

# ご教授願います

2008/06/25 20:55 by 石掘る猫のBlog
ご教授願います

# ご教授願います

2008/06/25 20:57 by 石掘る猫のBlog
ご教授願います

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 21:03 by NAL-6295
>ご教授、ふいんき

これ、若者よりも若者でないものが使っている例をよくみます。
結構、古典的ですよね。

>「読まず」「書かず」の次は「まともに喋らず」ですか。

これって本当ですか?
最近の若者は、読む機会も、書く(打つ)機会も昔に比べて圧倒的に増えていると思っていたので意外です。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 21:07 by れい
> その「言語の変化」が良い方向なのか悪い方向なのかはわかりませんし、
> そもそも比較しようがないんじゃないかと思います。

言葉の一番大きな目的は意思や情報の伝達ですよね。
同世代・同コミュニティ間だけでなく、
違う集団、違うコンテキストの人とも意思を伝達できないといけません。

ならば基本的に「変化しない」ことが良いことです。

古ければ古いほど正しいなどとは誰も言わないと思いますよ。

実際、変化の激しいスラングなどを使う集団では、
世代間で情報が伝わらず、文化は直接見聞きできる3世代程度しか残りません。
なので近代であってもアメリカの低所得層の文化などは情報が失われています。
もったいないです。

現在でも広く残っている文化、大きい文化、成熟した文化ほど、
言葉を堅持していたというデータもあります。
(江戸時代もほとんど言葉が変わらなかったことで有名です)

文字や言葉を失った文化はすぐに消えてしまうのです。

つまり、「良い変化/悪い変化」という問題ではなく、
過去の文化に敬意を払うか/払わないか、重要視するか/しないかの問題です。

なので年寄りは若者の言葉遣いを直すのは当然だと思います。
自分たちの文化を守り、後世に伝えるために。

#本当に「いい変化」であるのならば、いくら縛っても変化していきますよ。

私も、自分の育った文化、私より長く生きてる人の文化を大切にしたいと思います。
ですので、年上の人にとって違和感のない言葉を使いたいと思っています。

冗長であっても「ら抜き」は使いません。(実際にはよく使っちゃいますが。
「れる/られる」を敬語としては使いません。

それと。
ちょっと考えましたが、(調べてはいません)
「教授」は「教えて授けること」が本意だと思います。
転じてそれを行う役職、教授になったのだと思います。
なので「教授ください」は正しい用法だと思います。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 21:11 by れい
お。
教授はちょっと調べたほうがよさそうです。
調べて報告します。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 23:51 by ma2
> ご教授ください
れいさんと同じく「教えて+授(さず)けてください」、的な意味なのでおkかな? と思っていました。
大学教授とかの敬称として使うときも授けてくれる人、って感じかなと。

以上、ノー調査ですけどねwww
# と、おkとか草生やしながら書いてみました

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 23:53 by ma2
というか、誰も誕生日を祝ってないwww
おめでとうございます。
# でいいんですよね?

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/25 23:54 by 鶏唐揚
誕生日を呪うスレは別にあったりします(何

でもありがとござますw
そろそろ嬉しくなくなってくる頃(

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/26 10:38 by めたぼ なら
わたしはKYとかは全然気にならないですねぇ。

でも、前にもどこぞで盛り上がりましたが、「ちがかった。/ちがくて。」はめっさ耳障りです。正しく「違った。/違って。」って言った方が音も短くて楽なのに、なぢぇわざわざ面倒くさい感じになるのかわかりませぬ。

あ、そうだ。「柔らかい」を「やーらかい」としか発音できませぬ。
(>_<)

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/26 10:43 by らふぁ
場面による、かなぁ。
それでも「ら」抜き言葉は自分では使いませんが。

言葉を大事にしたいと思いつつもあんまり実践できてませんが。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/26 11:19 by じゃんぬねっと
ご教示、ご教授 論争は、2ch でも多くあるわけですが、ご教示側の主張と、ご教授側の主張の前提が違うのが痛々しいです。
ご教示側は、こういった場面ではという限定的な意味合いで指摘しているわけですが 、ご教授側は言葉としては間違っていないという。
そりゃ会話がかみ合いませんよね。
ご教示側がわかりもせずに突っ込んでいる人も混ざっているからなんでしょうけど。

2ch とかでは特に暗黙的にレスをする (単にレスをした場合、"その場面では" の意味合いを含む) のでより誤解されやすいです。
私はこういった言葉の問題は無難かそうでないか程度の問題だと思っていますが。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/26 11:36 by 鶏唐揚
ご教示・ご教授に関しては私もそこまで突っ込んで指摘はしません。

ただ、私としては使い分けをきっちりしておきたいなーというのと、
近年はともかく元々の使い方が明確に存在していたのなら、
相応の場ではちゃんと使い分けたいという個人的な思いで書きました。

ご教授のほうが正しいと思われるならそれを使い続けてもらっても構いません。
世間がそれを阻むか受け入れるかなんて私の一存では決められることではありませんし。

ただ実はこのエントリ、「ご教授」に関してではなく「ふいんき」に関して言及していたりします。
スタートラインは「ご教授」なんですけどね。そこがヒートアップの原因かしらん。

>>「読まず」「書かず」の次は「まともに喋らず」ですか。
>これって本当ですか?
>最近の若者は、読む機会も、書く(打つ)機会も昔に比べて圧倒的に増えていると
>思っていたので意外です。
もしそうなら、なんで「ふいんき」なんて「書き方」が出てきたのだろうか、という疑問がわきます。
単なる発音の問題だけであれば、頭の中には正しい言葉があるはずなので読み書きはできるはずですよね。

しかし現状は読み書きともに「ふいんき」になって行き、
挙句パソコンの変換ですら「ふいんき」で「雰囲気」が出るものと
思ってる人が増えています。だから「読み書きができない人が多い」としたのです。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/26 11:54 by 中吉
>しかし現状は読み書きともに「ふいんき」になって行き、
そんなに「ふいんき」って多いんですね。てっきりふいんき(なぜか変換できない)、すくつ(なぜか変換できない)などのネタだと思ってました^^;
#「ふいんき」とか「すくつ」とか読んでる人聞いたことないので...あ、でもさじしいんは有名になりましたねw
雰囲気(フン・イ・キ:としか読めないような気がするんですけれどねぇ^^;)

教示/教授は、正直どっちでもいいや。ただ、掲示板で「ご教授ください」とかいてたら、あぁ丸投げかぁ、スルー決定!って判断しちゃいますが。

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/27 2:28 by RUN
え~っと、多分はじめましてな気がします、RUNと申します

個人的には「ふいんき」は有りだと思うんだよな~
「シュミレーション」位には有りかと

なにせ、元々には「ふいんき」という言葉は存在せんので、「ふんいき」のいい間違いだと一目でわかるから。

個人的には「示・授」問題の方がよっぽど気になりますです 

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/06/27 9:25 by 鶏唐揚
存在しない言葉なので間違いだと一目でわかる、の点は同意ですが、
それと「有り」というのはまた違うと思います。有りなんていったら、
平気でふいんきって言う人が増えてしまいかねません。
現時点で平気で使ってる人がいるので、ありえない話ではないと思います。

対してご教示・ご教授というのも、意味や使い方が決まっている以上
私も正しい使い方をしたほうがいいと思っていますが、
RUNさんのおっしゃるように「どちらも存在する言葉で、意味がある」ので、
その意味の解釈の仕方がもしこの先変わったとしたら、「ご教授も有り」となる可能性が
わずかながらあると思うのです。
そういう意味では、「注意・推奨」はするけど「矯正」させるほどのものでもないかなと。

あと外来語に関しては日本語発音にした際にどう変化したかが
キーとなってると思うので、なんともいえないグレーゾーンが多数存在するので難しいところですね…
もちろん「ふいんき」と同系統で間違って発音されてるものも多数ありますので、
そういうのは直していきたいですけどw

# re: 最近の若者はなんとやら

2008/07/03 2:59 by れい
鋭意調査中なわけですが、
忘れられないように途中経過を報告しておきます。

あまり古い資料は手に入りませんし、興味ないので
明治の言文一致運動あたり以降の用例を調べてます。
こういうのは論文とかを探すのがいいんでしょうが、
全文検索できるDBはなかなか無い。あっても有料だったりで、なかなか大変です。

教える事物をどう捉えているかが重要なようで、
大まかな使い方としては既に皆さん述べられてる通りですが。

専門的な知識に関しては「教授」が使われることが多いようです。
「そばの打ち方」を知人に訪ねる手紙や
「槍の返し方のコツ」を小さい子の遊ぶ姿から知った話とか
「桶から魚が飛び出ないように運ぶ方法」を仲間の魚屋から教わる話とか(これは江戸期)
などで「教授」が使われています。
講義が無くても、期間的に短くても「教授」です。

また、会話の「場」も重要なようです。
先生が弟子の過ちを指摘してもそれが文壇上ならば「教示」。
その後個人的な手紙内では「教授」となっていました。(たぶん…)

もうちょっと調べてみますが、
掲示板や質問に対する態度も含めた「センス」の問題ということになりそうです。

掲示板を「専門知識を教わるための場」と見なし、
該当専門知識を教えることに十分な権威を持つ人に対し、
十分検討した質問をするのであれば「教授」で正しいと思います。

なので、
常に「教授」が正しいかというと当然NO。
かといって「教示」が常に正しいかというと、それも多分NOです。

# ORcbqjLcDwRCkRg

2011/12/29 21:40 by http://www.seokiwi.com/
Hello! How do you feel about young composers?!...
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