「使ってみよう! Windows Live SDK/API:第12回 Live Messenger Library ―― オリジナルLive Messengerの作成(中編)」が公開されています。Messenger Libraryの2回目の記事になります。いっぱい書きましたが内容は薄いかも。コードが多いんですよねー。
書ききれなかった子ネタ(?)を気が向けば書いていこうかと。
MessengerのVersion取得
Messenger Libraryで各メンバーが使用しているMessengerのVersionを取得する方法。メンバーを表す Contact オブジェクトの CurrentAddressプロパティ(IMAddressクラス型) → Capabilities プロパティ(Capabilitiesクラス型)→ Version プロパティを参照すればOK。
JavaScriptで書くと、こんな感じかな。
// c は Contactオブジェクト
var ver = c.get_currentAddress().get_capabilities().get_version();
上記記事のメンバー表示部分のコードに追加した例です。オフラインのメンバーはVersionを取得できず(当たり前なのですが)、0.0.0.0 となります。でもオンラインでも 0.0.0.0 の人がいるんですねー。Windows Messengerで入ったら 0.0.0.0 になりました。


VersionはたぶんLive Messengerのクライアントを使用しているだけではわからないと思うので、ここらへんがライブラリって感じですね。相手のバージョンにより処理を変えるときに使えそうです。携帯からの接続、Webからの接続、複数メンバーでの会話の対応も この Capabilities プロパティからわかります。