「Google Chrome」に初のセキュリティ上の脆弱性(builder by ZDNet Japan)より:
この記事のタイトル。もしこれが、次のようだったら、どう感じるだろう。
「Google Chrome」に早くもセキュリティ上の脆弱性(builder by ZDNet Japan)より:
「初の」の方は、いくらか時間が経って、やっと見つかった印象がある。「早くも」だと、大して経っていないのに、もう見つかったという印象がある。見つかった脆弱性の程度に対する印象に、差が出ると思う。
なお、「IE8 (脆弱性 OR セキュリティ)」で検索してみたが、5ページ目(50件)までに「IE8 で脆弱性が見つかった」という記事はなかった。しかし、WindowsUpdate に IE8 のセキュリティ パッチが含まれているので、脆弱性がないわけではない。「Internet Explorer」に変更すると、ぼろぼろ出てくるが、バージョンがわからない。
「FireFox」に変えても同じ。いっぱいあるけど、リリースから発見までの時間はわからない。
しかし、脆弱性が発見され、公開されてから24時間以内にその脆弱性を利用した攻撃が発生するそうだ→ブラウザ攻撃の94%は脆弱性公開後24時間以内に発生。もちろん、多くの場合、脆弱性の公開とともにパッチも公開されている。セキュリティ パッチは、すぐにでも適用できるようにしたい。
直接は関係ないと思うけど。Street View に対する批判が強くなってきたこの時期に出た Chrome。Street View 批判を一気に吹き飛ばしたような感がある。が、早くも脆弱性が見つかったことは、どのように働くだろう?また、次の記事も、気になる。
Chromeのプライバシー機能は穴だらけ?(ITmedia アンカーデスク)より:
とにかく、まず見ていただきたいのは、Chromeのプライバシーポリシーに書かれている次の文面だ。「アドレスバーにURLまたはクエリを入力すると、入力した文字がGoogleに送信され、ユーザーが探しているであろう用語またはURLをGoogle Suggest機能が自動的に推奨するようになっている」
・・・やっぱり、仕込んであるのね。
投稿日時 : 2008年9月9日 21:53