■「この先自動車通り抜けできません。」を通り抜けていなかった「Googleストカー」(高木浩光さんの検証ですが……)(Ubungsplatz〔練習場〕)より:
基本的に高木浩光さんの指摘は正しいし一理あると思っていたのですが*1、しかし、この件については早とちりだったのではないでしょうか。
私の結論から先に言うと、おそらく「図1: 路地の入口に標識のようなものが見える」の場所は、「Googleストカー」*2にとって「路地の入口」ではなく「路地の出口」です。
まず、2回以上撮影についてですが、この近辺のGoogleストリートビューに使用されている画像の積雪の具合と当日の日差しの強さからすると、別の日に撮り直した可能性はかなり低そうです。
コメントできないようなので、ここで。
2度撮りしたものであることは明白。まず、ここからはじめる。ここから、「南」へ1つ。北の方向に女の人がいる。北から南に向かって走ってきたなら、この女の人が写っているはず。そこで「北」に戻って、ぐるっと南に視点を変える。写っていない。
あるいは。先ほどのところから始める。交差点付近にバイク、その向こうにワンボックスカーがある。「南」へ1つ。それらのものが写っていない。よって、2度以上撮った可能性の方が高い。(つーか、街路を見たら一筆書きできんから、何度か通って写したものをつなぎ合わせとうって考えるんが普通ちゃうん?)
もっとも、件の路地については、北から南に向かって走ったと思われる。地図を拡大すると、この交差点の北側は、南行きの一方通行だとわかる。また、ひとつ南の交差点より南側も、南行きの一方通行である。このことから、北から入る方が自然。南から入るには、学校の南側を西向きに走ってきて、右折しなければならない。近所の人でもない限り、この狭い範囲だけ両通行になっているなんて、思いもしないだろう。
何だかだといっても、やはり、こういうことが発生するなら、問題だと思う→Google マップ ストリートビューのまとめ
ストリートビューって、こんな感じに、わかりやすいかもしれない。車や人が全部排除されていれば、それはそれで良かったかも。ところで、国道2号線を、東や西へ行ってみてください。東行きや西行きの車線をまたがって移動してくれやがりマス。これは、逆にわかりにくい。
投稿日時 : 2008年8月18日 22:25