先日、子供が通っている保育園の夏祭りがありました(雨で延期になったけど)。これの準備に上の子(卒園生)を連れて行こうとしたら、「自己紹介があるんやったら行かへん」と言い出しました。
「お父さんが『くまのこ組のウルです』っていうから、『兄です』って言うだけええよ」と言うと、「緊張するからいやや」と。それでも緊張するってか。
ん~。どうも、教師をしている母親ではなく、恥ずかしがり屋の父に似たようです。
え?「わんくま勉強会で、前に出てしゃべってるじゃないか。それでどこが恥ずかしがり屋だ?!」ですって?
ごもっとも。だから、このエントリなのです。
でもね。人前で話すというより、人が怖くて。中学校の時は「天真爛漫じった」とか言われていたんですけどね。中学卒業間際にある事件がありまして、その時から怖くて。おかげで、高校のクラスメートから後に「学校で一番目立たない人」とか言われたり。。。それくらい、目立たないというか、人を避けていました。
「これじゃぁいかん!!」と思ったのが大学。少しずつ、人と話す努力をして。ある時出会ったのが二人組のアメリカ人。Ruby のパパとマイミクさんなのは、こっちのつながりなんですねぇ。
で、そこでは定期的に人前で話す機会を与えられるわけです。最初の時。「真っ白」。頭の中が真っ白で、何も覚えていません。次の時。真っ茶色。ずっと下を見ていたので、机の色です。
これがいやでねぇ。。。「次は絶対に上を向いてやる」と思ったその次の機会には、ずっと天井を見ていました(笑)。まっすぐ前を見られるようになるまで、1年以上経ってたなぁ。
前が見られるようになると、後は簡単で。自分から前に出たり、子供たち相手の教師をしたり、慣れてしまうと簡単なんですよ。慣れるまでの「気合い」が大変なだけで。
ええ。できるようになったから言えることです。
でもね。「百里の道も一歩から」。踏み出してみないことには、近づかないのです。目標から近づいてくれることはありません。目標へ近づくためには、自分が動かなければなりません。
「案ずるより産むが易し」とも言います。実際、今でも緊張はします。長い間しゃべっていなかったので、原稿を見ていたりします。
それでもね、できるんですよ。だから、言えます。やってやれないことはない。
やらなければ、絶対にできない。やってみれば、できるかもしれない。
そんなわけで、是非やってみましょう!!
実際、この仕事は人と話すことが多い。客先でプレゼンテーションをしたり、業務打ち合わせでディスカッションをしたり。。。そういうとき、「恥ずかしいから、人前では話せません」は通じません。わんくまの勉強会を、練習に使ってみましょう!!って、そこへ持って行くか!!
そうそう。息子は、「むっちゃん(保育園の先生)とゆっくり話ができるで」の言葉につられて、準備に参加しました。なぜか娘も。そして、今年は自己紹介はありませんでした。
しかし。雨で8月に延期なのさ。ちゃんちゃん!
投稿日時 : 2007年7月24日 22:18