半年前、Japan MVP Summit で Vista のプレゼンテーションを見ました。その中に、実行中のウインドウを斜めに並べて・・・XP で [Alt]+[Tab] をキー入力すると、実行中のアプリケーションのアイコンが一覧できます。Power Toys をインストールすると、アクティブ化したいアプリケーションの縮小画面が表示できます。Vista では、[Windows]+[Tab] で、全アプリケーションの画面が斜めに配置されます。
この、斜めに配置してその中から選ぶ機能なんて要らないよなぁ、、、と思っていたのですが、浅はかでした。
これは、あくまでも“デモ”なんです。Vista の“標準機能”によって、こういうことも出来ますよ、というデモなんです。この機能を使いこなすのは、アプリケーション開発者なんです。
え?アプリケーション開発者なんですか?
そうなんです。
アイコンは、アプリケーションや機能を、直感的に操作できるように、絵で表したものです。しかし、これ、本当に直感的ですか?
例えば、「検索」機能。多くの場合、検索機能は「虫眼鏡」で表現されています。これは、『シャーロックホームズ』などの探偵小説の影響でしょうか。虫眼鏡を使って、事件の痕跡を“探す”ところから来ているのでしょう。
しかし。虫眼鏡で見ると、ものを拡大してみることが出来ます。では、「拡大鏡」などの機能は、何で表されているでしょう。同じように、虫眼鏡ではないでしょうか。
では、まったく初めてさわるアプリケーションに虫眼鏡のアイコンがあったとき、この虫眼鏡のアイコンによって起動する機能が、検索なのか拡大なのか、直感的にわかりますか?
しかし、これが“静止画”ではなく、「動き回っている虫眼鏡」であったり、「映っているものが大きくなったり小さくなったりしている虫眼鏡」であれば、それによってどういう機能が起動するのか、直感的にわかるでしょう。
Vista というか、WPF ですね。WPF って、ただのリソース喰いではなかったのですね。
投稿日時 : 2006年10月10日 21:50