トラックバック:大浦博久氏のマイクロソフト退社と昨今のマイクロソフト事情
現在のマイクロソフトが、外部から就任した新任マネージャーの好き嫌いで長年貢献してきた人間が冷遇されたり(たとえば、ボーナス査定ゼロ、暗黙の辞任勧告とかね)、根拠の無い告げ口でハメられたり、...優秀な人間ほど、このままモチベーションを維持するのが難しくなってきて転職を考えていたり...そんなジレンマを相談できる信頼のおけるボスも人事部もいないまま悶々としている人間たちの鬱積を、私は肌で感じています。
そして最後に出てきた言葉は...「古川さんの言われることはその通り...でもブログが"Windows Live Space"という名称に変わってから、Windowsのことしか考えなくて良いっていう風潮でそれに反旗を翻すと会社に居づらくなる」との話
小国は外患(他の国からの侵略)によって滅び、大国は内憂(国内部の腐敗)によって滅ぶ。
中国の故事でしたか。
これ、英語にすると、情緒がないですね。
be beset with difficulties both internal and external
日本の古典にも、いい例があります。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響き有り
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す
傲れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ
おっと。平家は外患だけか。
地球上の生物は、長い年月の間に、生き残るために、様々な進化をしてきました。
しかし。。。人間だけが、その進化から取り残されているのではないか。そう思えるときがあります。
あるいは。人間の“欲”が、その進化を妨げているのではないか。
多くの国が、小数の“英雄”によって築かれ、そして多数の利権を貪るものによって滅びました。このことから、いったい何を学んだのでしょう。そして、どう活かしているのでしょう。
古川さんのブログを読んでいると、初期のマイクロソフトが、高い理想とモラルを持った会社であったことがうかがえます。
しかし。最近のマイクロソフトに関する部分では、そのような言及がありません。
2004 年に MVP 表彰を受けるまで、どちらかというと、マイクロソフトに対する評価は低いものでした。
しかし。MVP 表彰の特典として、(表彰された分野に関連した)各製品の開発者に直接話を聞く機会があります。そこで話を聞く中で、それぞれの製品の開発動機を知り、評価は急上昇しました。
それと同時に。裏話というか、こぼれ話が聞こえてきたり。
熱いエンジニアが集まってはいるけれど、会社としてはさめているのかも。
いつの間にか、手段が目的となっているのかもしれません。
投稿日時 : 2006年10月5日 20:10