フィードバックしたのですが、「by design(仕様)」とされてしまいました。Vista のベータ プログラムに参加されている方で、問題だと思われた方は、FeedbackID=162368 で報告してください。
権限は、親プロセスから子プロセスへ引き継がれます。したがって、プログラム ラウンチャを「管理者」として起動すると、そこから起動するプログラムはすべて「管理者」として動作します。
ということは、コマンド プロンプトや、Windows エクスプローラを「管理者」として起動し、そこからプログラムを起動すれば、煩わしい「昇格プロンプト」は表示されない、ということです。
では、実際にどの様な使い方が考えられるでしょうか。
エクスプローラ自身を、「管理者として実行」し、そのエクスプローラから「悪意のあるプログラム」を実行するように指示します。エクスプローラはマイクロソフト製の署名があるので「緑」の昇格プロンプトが表示されます。「悪意のあるプログラム」は、すでに管理者権限を持っているので、やりたい放題です。
こんなのが「仕様」で良いのか?
もっとも、RunAs コマンドや、プログラム中から他プロセスを起動するときにどの様に権限変更を行うかなど、もう少し調べる必要があるかもしれません。
しかし、私が XP でやっていることなのですが、デスクトップに管理者権限で動作する様に設定した、Windows エクスプローラへのショートカットを置いておき、そのショートカットで起動した Windows エクスプローラで作業することを常としていると、UAC を OFF にしているのと変わらない、ということです。
いいのか、そんなので?
投稿日時 : 2006年7月19日 22:29