どうも、WCATってやつは、wsfファイルに色々とコマンドをくっつけて動かすらしい。
一個のファイルでいろんなことができるようになっているようなので、コマンドを整理しないと困りそう。
-clients | : | コントロールしたいWCATクライアントのIPアドレスとか名前とかをカンマ区切りで列挙 |
-terminate | : | すべてのWCATクライアントを停止 |
-update | : | -clientsで指定したWCATクライアントに、DLLとEXEをコピーしてWCATクライアントとして登録、使用できるようにする。クライアントのコピー先は「¥¥コピー先クライアント¥admin$¥wcat」となるので、アクセス権があるかどうかを確認すること |
-run | : | WCATクライアントを開始 |
-setclients | : | -clients パラメータと一緒に使用すると、コントロール側では、レジストリ「HKLM¥Software¥WCAT¥clients」に情報を登録更新。パラメータがない場合には、同レジストリを初期化してデフォルト値(localhost)に戻す |
-showclients | : | レジストリ「HKLM¥Software¥WCAT¥clients」に登録されているクライアントを表示 |
-stdout | : | ログの標準出力先を指定。ファイル名を使用しない場合には画面に表示される |
-stderr | : | エラーの標準出力先を指定。ファイル名を使用しない場合には画面に表示される |
-help | : | ヘルプを表示 |
ってここまでが、WCAT.wsfで使用するおもなオプション。で、これの大変なところは、この後に、WCATコントロール用の専用オプションスイッチもつけられるってところ。これがまたたくさんあって、どうしたもんだかと、ちょっと考え込んじゃった。
WCATコントロール(wcctl.exe)のコマンドラインオプション
いくつかのカテゴリに分かれているらしい。入力系、設定系、シナリオ系、出力系、その他、くらいかな。
入力系オプション(Input File Parameters)
-clientfile | : | -t に省略可能。必須。テストシナリオファイルを指定(テストシナリオファイルについてはまた後で) |
-settingfile | : | -f に省略可能。必須。設定ファイルを指定(設定ファイルについてはまた後で) |
設定系オプション(Setting File Override Parameters)
設定ファイルの中にも書けるんだけど、実行時にスイッチで渡すことで動的に変えることができるらしい。
-virtualclients | : | -v に省略可能。ファイル内で指定していない場合には必須。1台のWCATクライアント上で、何ユーザー分の仮想コネクションを発生させるかを数字で指定。WCATが5台あって、3を指定していたら、5×3で15コネクションの負荷テストが行える |
-server | : | -s に省略可能。ファイル内で指定していない場合には必須。テストを行いたいWEBサーバーをドメインURLもしくはIPアドレスで指定。カンマ区切りで複数指定も可能 |
-port | : | -p に省略可能。WCATクライアントがテスト開始時に、対象サーバーへ接続テストを行う際にポート番号を変更したい場合には指定。通常はhttpポート(80)を使用 |
-comment | : | -k に省略可能。テスト結果に含めておきたいコメントがあれば指定 |
シナリオファイルの中にも書けるんだけど、実行時にスイッチで渡すことで動的に変えることができるらしい。
-warmup | : | -w に省略可能。ファイル内で指定していない場合には必須。全てのクライアントのロード開始準備が終了しても、この時間が指定されている場合には、WCATコントローラはテスト開始を待機させることができる |
-duration | : | -uに省略可能。ファイル内で指定していない場合には必須。warmup終了後、WCATクライアントがロードテストを開始するまでの待機時間を秒で指定 |
-cooldown | : | -c に省略可能。ファイル内で指定していない場合には必須。ロードテスト終了後、warmupを行うまでの待機時間を秒で記録。この間にテスト結果を記録される。通常は20秒。 |
って、ようるに、ウォーミングアップして、テスト開始!よーいどん!まで待機して、仕事終わったらクールダウンして、ハイ次!って繰り返す時のそれぞれの時間を指定してるってことだね。
出力用の設定。デフォルト値があるので、別に指定はいらないかもしれない
-output | : | -o に省略可能。デフォルトは log.xml。WCATインストールディレクトリに存在 |
-report | : | -r に省略可能。デフォルトは report.xsl。WCATインストールディレクトリに存在 |
その他系はまたどっかで。ふー、列挙だけで疲れたw