セキュリティにうるさいあなた。
DaemonToolsをインストールする前と後で、コンピュータにインストールされている証明書を見比べて欲しい。
DaemonToolsのインストーラは、インストール中にユーザに確認も警告もなく、「信頼されているルート証明機関」に「Generic Root Trust CA」なんぞという胡散臭いルート証明書を放り込む。いわゆる「オレオレ証明書」である。
DaemonToolsの開発陣は、これに対し「この証明書はDaemonToolsが利用しているDuplex Secure社のSPTDというソフトウェアのインストーラが入れるものである。Duplex SecureはVerisignから正規の証明書を発行されている合法的な業者なので、これをマルウェアとだと思わないで欲しい」とコメントしている。
確かに、DaemonToolsのインストーラからはわからないが、Duplex Secure社のサイトからSPTDのインストーラをダウンロードすると、Verisignの証明書で署名されているのがわかる。
だからって、なぁ…
なお、これはDaemonToolsインストール時に一緒にインストールされるツールバー(スパイウェアとも言われているが)とは関係ない。ツールバーをインストールしようがしまいが、証明書はインストールされるので要注意だ。