はてなの方に書いた奴を転載*1。
はてなの匿名ダイアリーでSIerの話題が出ていたのが元ネタ
SIerをカモに金を稼ぐ方法はふたつある。
ひとつは、手配師になって頭数いくらの契約をとりつけ、無能なコーダを送りつける方法。
もうひとつは、3倍早くシステムを作れるようになって歩合給の契約を取り付ける方法だ。
前者は、労働の牛歩戦術を基本戦略とする。
仕事を積極的に進めてはならない。コーダにいかに多くの残業をさせるかがポイントだ。
残業分の請求は、通常の労働時間よりも多い金額をSIerに請求できる。
無能なコーダには成果を挙げないことを叱責し、サービス残業を強要すればよい。
そうすれば、SIerに請求した残業代はそっくりそのまま手配師の懐に入る。
SIerの機嫌をうまく取ることがポイントだ。
コーダは残業を必要とする程度には無能であるべきだが、SIerの逆鱗に触れるほど無能ではいけない。
しかし、SIerがコーダの能力の低さに不満をあらわにするようなら、別のコーダに取り替えればいい。
IT産業は人材不足というが、不足しているのは人材だけだ。
人材にもならない無能なコーダなら溢れ返っている。換えのコーダに困ることはない。
後者はWin-Winのビジネスだ。
ポイントは如何に品質のよいものを多く早く届けるかだ。
3人分の仕事を請け負って、ひとりで片付ければふたりぶんの給料はまるまるプログラマの懐に入る。
しかも、そもそも3人分の仕事をしているのだからSIerも困りはしない。
しいて言えば、職にあぶれた無能なコーダから逆恨みされるだけだ。
赤色にちなんで3倍で留まる必要はない。
能力が許すなら5倍でも10倍でもかまわない。
生産性を上げれば上げるだけ自分の懐が潤う。
ちょっと仕事に疲れたなら、一ヶ月ぐらい仕事を休んでもいい。
なぁに、3人分の仕事をしてるんだ、人並みの給料でいいなら年の1/3だけ働けばいい。
*1著作者が自分だから出来る技。引用はいいけど転載は著作者の許可を得てください
投稿日時 : 2007年11月9日 12:02