Live Messenger Web Toolkit Release! Part I

投稿日 : 2009年3月23日 0:16

Live Services : Reach your people everywhere, in real time!

 MIX09にて Windows Live Messenger Web Toolkit が発表されました。Web Toolkitを使用するとWebページにLive Mssengerを埋め込みやインスタントメッセージの送受信、コンタクトの取得・設定などが可能です! これまでにもJavaScriptベースのLive Messenger Libraryがありましたが、UI部分ははサインイン部分を除いて開発者まかせでした。Web Toolkitには、アップグレードされたLive Messenger Libraryが含まれています。今回新たにUI Controlsが登場し、Live MessengerのWebのUIも提供されました。これがマイクロソフトの考えるWeb Live Messengerか!

Web Bar

 UI Controlsには、Live Messengerの機能をひととおり使用できるWeb Barと、表示アイコンだけやコンタクトリストだけなど機能が限定されたコントロールが用意されています。簡単にLive MessengerをWebページに設定するにはWeb Barを使用し、もう少しデザイン等のカスタマイズをしたい場合は、そのほかのコントロールを使用すればOKです。

 Web bar

 Webページ下に表示されているのがサインインしていないときのWeb Barです。Bar上のIM hereをクリックするとサインイン処理へと進みます。

 サインインすると、インスタントメッセージの内容やコンタクトリストの内容がWeb Barを設置しているサイトに送信されることになります。そのためにサインイン時には代理認証という仕組みを使います。Liveサービス上で特定のドメインに対して情報の公開をするかどうか許可を行います。この仕組みは以前からありましたが、Web TookitではLive Messengerサインイン専用の画面が用意されています。ここで問題なければLive IDアカウントでサインします。

認証画面

サインインした状態のWeb Barがです。あくまでWebページ下部にあるのがWeb Barで、大きく表示アイコンが表示されているのはUI Controlsのひとつです。

Web Bar

 クリックすると、コンタクトリストや、名前やサインイン状態の変更などの操作するウィンドウが表示されます。注目は、サウンドオン・オフもあるってところでしょうか。インスタントメッセージを受信するとおなじみの音がデフォルトでなります。

Web Bar

Web Bar

 会話はバーにウィンドウが追加されていきます。

Web Bar

 ちなみに、Live Messegerと書かれた部分をクリックすると、Live Messengerについてやダウンロード先へのリンク、プライバシーポリシー、利用規約などへのリンクになっています。

 設置についてはまた次の機会にふれたいと思いますが、簡単に紹介しておきます。設置するにはURLドメインが必要になります。また、事前にAzure PortalにてApplication IDを取得します。そのあと該当Webページ(XHTMLファイル)に

  1. Web Tookit用の名前空間の追加
  2. Live Messenger Web ToolkitのJavaScriptライブラリを参照(<script>タグ)
  3. ライブラリをロードするコードを記述
  4. <msgr:app>タグの追加(属性に認証のための情報などを記載)
  5. <msgr:bar>タグの追加(Web Barの追加)

 Web Barを設置するだけのXHTMLは次のようになります。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:msgr="http://messenger.live.com/2009/ui-tags">
<head>
    <title>Get Started with the Windows Live Messenger Web Toolkit</title>
    <script type="text/javascript" src="http://www.wlmessenger.net/api/3.0/loader.js"></script>
    <script type="text/javascript">
            Microsoft.Live.Core.Loader.load(['messenger.ui', 'messenger.ui.styles.core']);
    </script>
</head>
<body>
    <msgr:app 
        id="appTag" 
        application-verifier-token="***ApplicationVerifier***"
        privacy-url="Privacy.html"
        channel-url="Channel.html"
        token-url="RefreshMessengerToken.aspx">
    </msgr:app>       
    <!-- Show the bar -->
    <msgr:bar></msgr:bar>
</body>
</html>

 用意されているライブラリはJavaScriptで、JavaScriptを参照および少しのコードだけで設置完了とすんげー簡単っぽいのだけど、実は認証処理がかなり手間だと思われます。ここの処理のためJavaScriptでは実現できず、ASP.NET(VB.NET、C#)、Perl、PHP、Ruby、Pythonなどの言語による処理が必要になります。ただしそれぞれの言語に対してサンプルコードが用意されています。詳しくはこちら→ Windows Live Messenger Web Toolkit Interactive SDK 

 今回はここまで。つづく!?

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