前回までの目次
* OpenCVを使った画像処理(1)
* OpenCVを使った画像処理(2)
* OpenCVを使った画像処理(3)
* OpenCVを使った画像処理(4)
* OpenCVを使った画像処理(5)
9. それでは、ソースコードを記述していきましょう。
今回は、練習用に画像を縮小するプログラムを書いて、コンパイルしてみます。
#include "stdafx.h" #include // OpenCV使用のため #include // OpenCV使用のため
int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[]) { IplImage *inputImage? = cvLoadImage("L:\\image\\荒巻スカルチノフ.jpg"); // 縦100ピクセル、横100ピクセルの画像データを作成する IplImage *outputImage = cvCreateImage( cvSize(100, 100), IPL_DEPTH_8U, 3); // 縮小 cvResize(inputImage, outputImage);
cvNamedWindow("image"); cvShowImage("image", inputImage);
cvNamedWindow("Resize"); cvShowImage("Resize", outputImage);
while(1) { if (cvWaitKey(0) == 'q') break; } return 0; } |
使用した画像は、こちら→ (クリックで拡大します)
10. 実行すると、元画像と、縦100ピクセル・横100ピクセルに縮小した画像の2種類を表示します。
プログラム実行中に「q」のキーを押すとwhile(1)のループを抜け、プログラムを終了します。
画像の拡大・縮小以外にも、回転やグレースケール化、ぼかし、RGB各成分分割など、画像処理にまつわるいろんな事が簡単な記述で出来ちゃいます。
こんな素晴らしいライブラリがBSDライセンスで使用出来るなんてお得&お役立ちなライブラリだと思います(´▽`*)
今後も、OpenCVプログラミングや画像処理関連については少しづつ紹介していきたいと思います。
OpenCV公式サイト(日本語版)にも、関数リファレンスが掲載されているので
参考にしてください → http://opencv.jp/opencv-1.0.0/document/