一般家庭向けの thin client のすすめ の続き。
皆さんから多くの熱い突込みをいただき、感激していますww
前回の entry では一般家庭向け thin client の利点を強調するため、具体的な構成までには踏み込んでいませんでしたが、ここでおいらが考えてる一般家庭向け thin client の構成を説明したいと思います。
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Hardware
Server-side は Windows Terminal Service ないし、Cytrix Plesentation Server のような RDP を base にしたものを想定しています。
Client-side は thin client を提供する業者からの rental を想定しています。また、printer や scaner も希望者へ rental という形で提供します。
これはすべての hardware を扱える service を提供するのは費用がかかるというのももちろんありますが、Terminal Service のような共有環境の場合、安定稼働させるためには device driver を厳密に評価する必要があるからです。
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Business model
User への月額課金を基本にします。もちろん、安価にするために広告を併用してもよいでしょう。
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利用可能な apllications
一般的とされる applications はできる限り利用できるようにします。有償製品に関しては基本的に option 扱いとし、必要な時に月単位で課金できるようにします。
もちろん、対象としているのは power users では無いので、本当に一般的な applications に関しては pack でまとめて契約できるようにします。
Cable TV とか Sky PerfecTV! のような契約形態と想像してもらえるとわかりやすいかな?
なお、利用できる applications は世間の人気度に応じて適宜追加できる体制を整えます。
ざっとこんな感じですかね。で、実際に提供する業者ですけどこれ新規に起業してってまず無理だと思う。というのは、こういった service はめちゃくちゃ規模がものいいますから。
ということで、service を提供する最も有力な業者は ISP だと思う。ISP なら回線までまるっと 1 stop で support を提供することができますし。当然 network 負荷の面でも有利ですし。
技術的には今すぐでもできないことはありませんが、問題なのは software の license ですね。現状では売り切り型の license が多いため、そこを改定しなければ厳しいですね。月額課金とかできるようにならないと service 提供する側も厳しいかな。でも、これって software を売る方側からしても悪くない話だと思いますがね。
あと、消費者にとって一番重要な価格。おそらく、最低限の service で月額 7,000 円以下 (回線込み) でないと契約する user いないと思う。Microsoft Office とか一般的な software をつけても月額 10,000 円以下に抑えないとね。
さて、こんなものを妄想してみましたが、いかがでしょうか?
ってことで突っ込みお待ちしてますwww