近年のWeb技術の発展には目を見張るものがある。
Flash、YouTube、それにGoogle Docs。
Ajaxで作られた擬似デスクトップなんて幾つもあるし、Google OSなんて話まで聞こえてくる。
Webはデスクトップに成り代わり得るのか?
いずれデスクトップアプリはWebアプリで置き換えられてしまうのか?
PCがディスクレスになり、Webサーバに対する「端末」に回帰する日が来るのだろうか?
馬鹿らしい ┐(-。-;)┌
何だってそんなに、Webを、Webブラウザを万能視したがるんだ。宗教か? Web教なのか?
Webの可能性を軽んじているつもりはない。
RSS、Wiki、Web APIなどは大変面白い可能性を秘めていると思っている。これらこそWeb 2.0と呼ぶにふさわしい。
ではAjaxはどうか? Google DocsはWeb 2.0か?
否だ。そんなものはせいぜい、Desktop 0.8でしかあり得ない。
何事にも、得手不得手というものがある。
WebはWebの、デスクトップはデスクトップの得意分野を高め、相互に補って行けばよい。
「Webでできること」と「Webが得意とすること」は全く別だ。
しかし、Webでできることは何でもWebでやってみようという流れが一部にはあるように思う。
Webが進むべき道を見誤ってはならない。