いまさらながらなんですが、電卓祭りってあったじゃないですか(『あの人はいま』みたいな目線で)。
    こないだなんかアクアさんがわんくま勉強会でレポートしたりして、なんかすごいことになってたわけですよ。
    でね、意外と知られてないけど、発端は僕のこのへんの発言なんじゃないの?とか勝手に妄想してみるテスト。
    
        電卓の作成っていうのは、ちゃんと教えれば(ココ重要)基礎を学ぶ処理としては結構有益なものなんですよね。僕も新人研修の講師をしたときにやらせた記憶があります。
        ただ、その場合は(電卓に限らずだけど)とりあえずやらせてみて、詰まったところを質問させて…という流れを踏んでこそだと思うのですよ。最初から全部わかるやつなんていないんだから、わかるところまでやってみて、それの問題点を一緒になって考えることでレベルアップにつながると思うのです。
        この学校だとそういうことをしてないのか、生徒が先生を頼りにしてないだけなのか。だからと言って掲示板を頼りにされても困るのだが。
        AQUA's .NET 奮闘記: 学校の宿題のコメント
    
    この発言を受けて「研修でやらせるぐらいなら、おまいらのレベルならちょちょいのちょい(死語)だろが!」ということでアクアさんの電卓祭りが…という流れに(違う違う)。
    それはそれとして。
    僕は研修で作らせたことはあるけれど、自分自身で作ったことはなかったんですよ。だから本当ならこの祭りに参加したかったんですが、いまはものすごい勢いで仕事が忙しくて、明日も休日出勤確定なんですけど、いやそんなことはどうでもよくて、つーか忙しいっつってんだろが!(逆ギレ)
    そんな感じで電卓祭りを横目で見つつ華麗にスルーしてたんですが、アクアさんが勉強会で発表するっていうもんで間に合わせて作って一緒に発表してもらおうかな?なんて思ったのが先々週。しかし計算部分はジェバンニが一晩でやってくれたわけですが(本当に一晩で作りました)、それ以外の部分に無駄に凝りすぎたために電卓祭り発表会にも間に合わず(平日は30分ぐらいしか時間がとれないので)、今ごろこうしてのこのことやってきてるわけです。
    ♪アクアちゃん おそくなってごめんね(『花はおそかった』美樹克彦)
    してどのぐらい凝って凝って凝りまくって肩がガチガチにどんな感じになったかというと、こんな感じ。
     
    プロジェクトファイルと実行ファイルはこちら。
    公式アプリケーション仕様に準じた仕様はこんな感じ。
    
        - 画面がある。
- 0~9までの数字ボタンがある。
- +-×÷=Cのボタンがある。
- 「終了」ボタンがある。
- =が押されるまで、ひたすら計算しつづける。
- 「終了」ボタンが押されたら有無を言わさず強制終了する。
- 計算結果をクリップボードにコピーする機能も有る。
    ついでに公式仕様とは関係なく勝手に作り込んだ仕様がこっち。
    
        - 数字はデジタル表示。
- ボタンのフォントが変えられる。
- キーを押すとボタンが押されるアニメーションをする。
- ぽぴ王子モード搭載。
- 怪しい裏ワザでパワーアップ(…アップ?)。
- 整数しか計算できない。
    数字パネルもそうですが、ボタンもフォーカスが移動するのがイヤなのでオリジナルのコントロールを作りました。Buttonクラスから継承しようかと思ったけど、クリックできればそれでいいやってんでControlクラスから継承して、必要なところだけ実装する感じで。まさかこんなところで以前ちょっとだけやったWindows Mobileの仕事のテクニックが役に立つとは思いませんでしたわ。
    詳しいところはソースファイルを見ていただくとわかるかなぁとか思うんですが、やっぱ使ってる技術の解説をした方がいいでしょうか。コメント見て決めようっと。