私はデスクトップ上はなるべくすっきりさせたい派です。なので「ごみ箱」すらデスクトップには置いていません。
そんな状態で問題になるのが「どうやってプログラムを起動するか」です。プログラムが数個程度であればWindowsについている「クイック起動」や適当なランチャがあればいいのですが、開発に用いるプログラムはなんだかんだで結構な数になるので、どうしてもごちゃごちゃしてしまいます。
そこで見つけたのが「SlickRun」でした。
SlickRunはコマンド入力型のランチャで、必要なプログラムをあらかじめ登録しておけば、マウス操作不要で簡単にあらゆるプログラムを実行できます。
では、どんな感じかお見せしましょう。
ダウンロード
Bayden Systems - SlickRunからダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたファイルを実行すれば、インストールが開始されます。既定の設定で進めて問題ないでしょう。
起動
スタートアップにも登録されますが、インストール直後はスタートメニューから起動します。
こんなアイコンがタスクトレイに表示されればOKです。
上記のタスクトレイのアイコンをクリックすると、画面に以下のような小さなウィンドウが表示されます。
ここにあらゆるコマンドを入れてプログラムを実行します。
設定
インストール直後の設定だと使いにくいので、使いやすいように設定を変えます。
- SlickRunのWindowに"setup"と打ち込んでEnterを押下します。コマンド補完が利くので、途中まで打ち込んだ状態でEnterを押下しても大丈夫です。
- SlickRunの設定画面が出ます。
- [Option]タブを選択します。
- Hotkeyなど、好きなようにカスタマイズします。個人的なお勧めは、[Start as Windows Startup]、[AutoHide SlickRun](SlickRunからフォーカスが外れれば自動で隠れる)、[Chase Cursor](マウスカーソルの位置にコマンドウィンドウを表示する)
- あとは設定したHotkeyでSlickRunのコマンドウィンドウを表示し、好きなコマンドを実行します。
もちろん自分でカスタマイズしたコマンドを登録することもできます。
- コマンドウィンドウに"setup"と打ち込んで設定画面を表示します。
- Libraryタブを表示します。
- 下部の[New MagicWord]をクリックします。
- [MagicWord]にコマンド名を入れ、[Filename or URL]に立ち上げたいプログラムのパスを指定します。なお、 アイコンをドラッグしてウィンドウのタイトルバーでドロップすると、起動中のウィンドウを選択できます。
- プログラムを選択したのち、適宜[Startup Path] や[Parameters]を設定して、 ボタンをクリックすれば、コマンドの登録が完了します。
登録したコマンドは既に登録済のコマンドと同じように、コマンド補完もされます。
他には...
パス名やURLなどを直接コマンドウィンドウに入力すれば、エクスプローラやブラウザで入力したパス、URLが開かれます。
最後に
ざっと主要な機能を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ぜひ活用して、仕事の効率アップに役立ててみてください。