最近うんざりしているのは、自ら作った(or用意した)フレームワークを案件にバーターしてくるSIerがいることだ。
【SIerのフレームワーク - KazzzのJとNのはざまでより引用】
インスパイアード・バイ→(笑)
よくありますねぇ、こういうこと。
うちの会社は.NET案件が大半なのですが、そこで「上」から押し付けられるフレームワークが「VB6時代のものをコンバートしただけ」ってもの。その元となるVB6のプログラムも、おそらく汎用機のものをコンバージョンしたものなのでしょう、オブジェクト指向なんて影も形もありません。
当然、データバインドなんてのも使えず用意されておらず、ゴリゴリとコードを書く羽目になりますし、部品として提供されている部分も大量のバグが盛り込まれており、生産性がぜんぜん上がりません。
そんなものを押し付けておきながら、生産性アップを目指せといわれても、そりゃ無理ってもんでしょう。
本当は自社でフレームワークの選定/開発から携われればいいのでしょうが、最近は元請となる案件が少なくなってきていて、なかなかそうもいかないのが現状です。また、たとえ携われるとしても、自社にそれだけの力を持った人材がいるかといえば、ゴニョゴニョとしか言えず。
とりあえずは、いつかそのときが来ても対処できるよう、自分のスキルを伸ばしていかないといけませんね。また、周りへの啓蒙活動も必要でしょうね。
新人がそろそろ入ってくる季節。少し考えてみよう。