Gears of War 2 は 2009 年 7 月 30 日に発売された Xbox360 専用ソフト (開発元: Epic Games, 販売元: Microsoft) です。ジャンルはサードパーソン シューティング (TPS) です。
Gears of War の続編ということもあって発売前から注目しておりました。先ごろ最高難易度のインセインで本編をクリアしたので忘れないうちに、プレイした感想を書いておきます。
基本的にカバーさえ覚えれば簡単で初心者向けかなと思います。逆にカバーができないとハードコア以上の難易度は無理。とにかくカバー命です。カバーさえできれば Halo (3 は除く) に比べれば欠伸が出るほど簡単です。
そのカバーアクションですが、なぜか緊急回避が暴発することが多く、ハードコア以上の難易度だと命取りになります。これは、ローディラン / カバー / マントル / 緊急回避のアクションがすべて A ボタンになっていることが原因です。Xbox360 コントローラ設定をデフォルトからカスタムにして、X ボタンや Y ボタンに分散することをお勧めします。
とにかくカバーが要なのですが、個人的にはそのカバーが少し退屈である感が否めません。ローカスト側 (敵側) のほとんどもカバーをしながら攻撃をしてきますので、(難易度にも因りますが) 自殺行為の特攻はできません。敵の頭が出るのを待つしかないのですが、これが退屈なわけです。カバーはあっても良いですが、どこでもかしこでもカバーというのがちょっと... 前作の Gears of War からカバー主体だったので、今さらケチをつけてもしょうがないですが...
それとこの手のシューティングはヘッドショットを狙うのが醍醐味なのですが、敵のカバーの動きが無駄にリアルすぎてヘッドショットが不可抗力的にはずれることが多いです。敵さんも攻撃をしてくるのでしょうがないと思うのですが、その反動で敵の頭がズレたり、味方がその敵を攻撃すると少し仰け反るので、ヘッドショットが紙一重で '偶然' よけられます。必然的によけられるならともかく、'偶然' よけられることが続くとストレスです。
あとは不具合が少し目立ちますね... イベント、ムービーが入ると直前に押していたボタンの押し下げ判定が残り、動けなくなったり、銃を構えられなくなったりします。他にも致命的なのが、主人公が船や壁にめり込んで動けなくなる、この手のゲームにありがちな不具合ですね。最高難易度で地底湖ツアー巨大魚戦で、船の中央荷物にめり込んでグロテスクな死体になることを 4 回も余儀なくされました。この不具合の原因はチェンソーで巨大魚の触手を切った時のカメラワークのせいだと思います。主人公のオブジェクトの位置が、なぜか次回の触手が振り下ろされる位置にワープしてしまいます。ちなみにこの不具合は触手攻撃が 2 ターン目以降も続く、難易度ハードコア以上でない限り起きないかもしれません。
やや辛口にいろいろ書きましたが、決してつまらないゲームではありません。落ち着いて TPS をやりたい初心者でも楽しく遊べるゲームです。グロテスクなシーンもありますが、Halo3 のフラッド、あるいは BIOHAZARD5 クラス程度なので、心臓が多少弱くても大丈夫だと思います。
追記 1
実績ですが、Horde とオンライン系以外はすべて解除しました。と言いたいところですが「真剣勝負 再び」の 10 万 KILL は退屈すぎて解除していません。ブルマック使えば楽に稼げるにしても 10 万はきつい。せめて 1 万にして欲しかった...
追記 2
マーカスの声は Halo のジョンソンと同じ。ナイルズの声は Halo の預言者と同じ。クイーンのオバサン声もよく聞く声だゾ。この手の吹き替えをやる声優さんって、たいてい同じような人たちがやっているものなのですね。まあ、海外ドラマの吹き替えも似たような声ばかりだもんなぁ... といっても、私はべつに声優マニアじゃないので声優さんの名前は知りませんが!!
追記 3
このゲームの主人公マーカスが通信をキャンセルするとすごく性格が悪く見える (いや、マーカスはベアードほどでないにしても性格は悪いんだけどw)。このゲームで 1 番面白いところなのかもしれないw
マーカスが通信をキャンセルする時の会話内容
マーカス『コントロール こちらデルタ 応答願います』
本部の人「こちらコンt」(ここで [BACK] ボタンで Skip する)
マーカス『黙れ・・・』or『もういいわかった!』or『後にしろ!』or『お前ら、いいかげんにしろ!』
自分から連絡しておいて、『黙れ』はないだろw いいかげんにするのは、お前だ! と突っ込みたくなる。ニコニコ動画で弾幕になりそうな部分だ。