血液型別の性格があると、あなたは信じますか? それとも信じない? なんと、アンケート結果によると、血液型別の性格があると信じる人のほうが結婚する率が高いのです(「血液型を信じるアラサー女性」のうち結婚している人の割合53.0%、「血液型を信じないアラサー女性」のうち結婚している人の割合43.2%)。
いったいこれはどういうわけでしょうか? 思うに、血液型の話をするのは女性が多く、その中でも「信じる」という女子はけっこう女子力が強いタイプが多いと思います。「血液型、なんですか?」と男子にさりげなく聞いて、それから会話を盛り上げる…血液型の話から、性格や過去の彼女の人数までわかりそう。その場を盛り上げる無難な話題で、情報収集までしてしまうのです。
でも、その場で1人でも「血液型なんて、根拠ないわよ」と言う人がいると場がしらけてしまう。日本人は血液型の話が大好きなのですから、「信じる」女子のほうが座もちがうまいことも確かです。血液型を信じる人は、わりと周囲や人をよく見て、同調してうまくやっていく常識人であろうとする傾向が見て取れます。
一方血液型を信じない人は自由人。アンケートでも、結婚を年齢や年収などでは決めないし、お母さんの仕事はフリーランスの割合が高い。周囲を見て、「私もどうしてもX歳までに結婚しなくちゃ」と焦ることもない「わが道をいく」タイプと判明したのです。
「背が高くて、女度が高くて、O型の女性がいい」。友人男性のYさんは、友達に紹介を頼むとき、いつもこんなふうに言っていました。そして昨年秋に知り合った5歳年下の女性とことし5月にスピード婚。彼女はYさんの好みにぴったりの女性だったのです。
「なぜO型の女性がいいの? そのココロは?」と不思議に思って聞いてみました。それはやはり経験則から。過去つきあった女性でうまくいった人はみなO型。Yさんは分析します。「O型の女性は天真爛漫で自分のやりたいことがある人が多い。僕は参謀型で合うんだと思います。O型の彼女は3人目です」
ちなみにYさんの血液型はA型です。Yさんの職業は多くの女性登録スタッフを統括する仕事。何百人もの女性を面接してきた経験も生きています。Yさんはよく人を見て分析し、自己分析もできている。けっこうそれが結婚できる秘訣だったりします。
血液型大好き女子は、「過去、ひどい目にあった男はみんなX型だった」などと、ちゃんと分析しています。だからなのか「草食男子が好き」とはっきり好みをいう傾向も。さらに、血液型を信じる女子は、和を尊び、常識を重んじ、「分析力」がある人。自己分析とそこから導きだされる相性は、結婚相手を決めるときにかなり重要です。
もしあなたが血液型大好き女子なら、今度から人に紹介を頼むときに「血液型」をつけ加えてみましょう。「女の子から男性を紹介してといわれても、どんな人がタイプなんだか、おぼろげでわからない」と、男性はよく嘆いています。血液型というわかりやすい要素が1個でも入っていると、人も紹介しやすいのです。【雑誌シュシュでも「アラサーの婚活」好評連載中/白河桃子】
...もうね、突っ込むのさえ面倒くさい。そもそも、53% と 43% ってそこまで大差なくね? 良い言い方にしちゃってるけどさ、悪く言うこともできますよね。血液型なんて話から盛り上げていく方が、軽そうだと男から思われやすく声がかけられやすいとか、ね。以上。