サイトを運営していると、いろいろと不思議メールをもらうことは多いことでしょう。でも、自分の場合、そういうメールをもらうことは意外となくて、不思議メールをもらいやすいタイプのサイトというのがあるみたい。
さて、そんな不思議メールの中でも破壊力抜群のものを 2ch の同人板の第 15 回 厨房メール展覧会 in 同人板で知ったので紹介を。どうも、女性向けの同人サイトを運営している人たちはこういう不思議メールに遭遇する確率が高い気がしてなりません。
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こちらのインターネットを閉店するという形にしてはいただけないでしょうか
そちら様にこちらの家庭の躾のことを口出しされる謂れはございません
そちらは自分の遊びでインターネットを営んでいるのでしょうが、こちらは娘の一生がかかってる状況です。
どちらに比重があるかは、賢明な(私HN)様ならご理解いただけると存じます
まずは『日本語でおk』と言わざるを得ない (日本語がおかしいところが多すぎて突っ込むのが面倒なので省略させてください)。そして相手の書いた内容を無視したり、変な解釈、勝手に自分に有利な前提 ("そちらは自分の遊びでインターネットを営んでいるのでしょうが" の部分など) を作って一方的に自分の意見だけを言う、これは私が常々話題にしている典型的な「対話のできない人」ですね。何をどう言っても決まったことしか言えないあたり、RPG で村の入り口の立て札近くにいる人を何となく思い出しました。
後日談を見るとネタ臭が漂ってきますが、最近の親 (モンスターペアレント) を見ていると絶対にネタだろうとも断じ難いです。自分だけよければそれでいいという親が最近多いですからね。『え? これは自分ではなく子供のためでしょう?』という意見もあるかもしれませんが、この親は自分の子供を所有物 (自分のステータス) として扱っている典型的な親だと思います。たとえば「近所で '自分の' 子供を自慢できる」「子供が落ちこぼれたら '自分が' 恥ずかしい」とかそういう理由で必死に受験勉強ばかりさせようとする親のことです。こういった親の「子供のため」は「自分のため」に当たるわけです。仮に本当に子供のことを思ってやっていたのだとしたら、それなりに強い意思を持って突っ走って欲しいものです。後日談のアク禁後のメールを見るとあまりに意思が弱く、やはり自分のためなのだろう (娘に嫌われたくない) と思います。
百歩譲って本当に子供のためを思っての行動だと仮定しても、このメールの内容が 'アレ' なのは覆りません。腹立たしいのは自分の状況 (子供がいること | 子育ての大変さ) を異様なまでに特別視し、自分のわがまま主張が優先されて当然だと本気で思っているところです。なんでもかんでも、自分! 自分! 自分!