なんだかんだいって、本筋のほうをぜんぜん書いていなかったので始めることにします。(最近ブルードラゴンやっていて書く暇がなかった…orz。今 Disk 3枚目)
とりあえず、ゲームプログラミングで今一番ホットな話題の「XNA」を使ったプログラミングについて書いていきたいと思います。
XNA について最も分かりやすいコンセプトは、「作成したプログラムが Windows と Xbox360 両方で実行できる」です。
もちろんプラットフォームが違うので、100%の互換ではありませんが、コードの大部分は書き換える必要性がありません。プロジェクトだけ分別してコードファイルを共有してしまうのが賢いやり方だと思います。
で、実行テストするには Windows なら Windows 用の準備、 Xbox360 なら Xbox360 の準備をしなければなりませんが、Xbox360 側は少し面倒なので、今回は Windows に関して書いていきたいと思います。もちろん出来る限り、Xbox360 でも同じコードで実行できるようにはします。
では Windows で XNA Framework を使用した開発に必要なものをあげておきます。
- Windows XP 搭載PC (Vista はまだ出来ないかも。動作未確認)
- Visual C# 2005 Express Edition 日本語版 (無償)
- XNA Game Studio Express 1.0 (先に Visual C# 2005 をインストールする必要あり。無償)
- Windows 用 Xbox360 コントローラ (あるとうれしい(^_^))
- シェーダモデルバージョン 1.1 以上に対応したビデオカード、またはオンボードチップセット等
です。2と3はリンク先からダウンロードして、Windows にインストールしてください。
5番のビデオカードは重要です。これに対応していないと Windows で実行出来ません(無理やり Xbox360 で試すのはあり)。
ビデオカードが「DirectX 9.0c に対応」となっているものであればほぼ大丈夫だと思います。なぜシェーダが使えないと駄目なのかというと、おそらく XNA が Xbox360 ハードの仕様にあわせているからだと思います。
Visual C# 2005 Express Edition 以外では XNA Framework を使用した開発は今のところ出来ないので注意してください。すでに他の Visual Studio 2005 製品がインストールされていても Visual C# 2005 はインストールできるので大丈夫です。(私の環境で確認済み)
ちなみに Xbox360 でも XNA プログラミングをやってみたいという方は、下の記事が参考になるかと思います。
Xbox 360で.NETとC#による自作ゲームを動かそう
続く