ちゃっぴの監禁部屋

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わんくま同盟 東京勉強会 #34 での小松さんの session が面白かった。

当日突っ込もうかな? と思ったんですが突っ込む機会を逃してしまったので blog に書きます。

Netscape VS Microsoft

これを語る要素としてはいくつかありますが、下記が大きなところかな~と。

  • Internet Explorer の OS 標準搭載

    まあ、事実上無償化したわけで、Netscape つぶしが目的だったのは間違いないです。

  • Netscape Navigator の失敗

    Table の扱いとかで Inetnet Explorer に移行した人も正直多いと思う。

なお、現在騒がれている Web 標準ですけど、当時はそんなもん誰も意識せずに使えそうな技術があれば先に実装して、それを標準化しようとしていた時代です。ここら辺は下記書籍を読むと経緯がよくわかるかと。

まあ、そのころおいらは IT 系から離れていた時期なので詳しいことはよくわかりませんが。。。

Cloud

いろいろな意見はあると思いますが、cloud が利用されるかは別ににして最終的に SaaS (service に対して課金) で落ち着くんじゃないかと思っています。

現在、国内の多くの企業は独自の業務 processes のため独自の applications を構築していますが、費用対効果を考えた場合これでは正直やっていけなくなるんじゃないかと。。。

もう一つ理由があります。現在 IT 技術は非常に複雑になってきており、自社でそれを全部見ることは非常に難しくなってきています。自社で完結するとなると当然それなりの skill を持っている人を確保せねばならず、それが大きな費用としてのしかかってきます。運用費用も馬鹿になりません。

Security 面での反論もあるでしょうが自社の金庫にお金を格納するのと、銀行の金庫にお金を格納するのと同じ問題に思えてなりません。Security を本当に考慮するならば、信頼できる (専任の security engineer がいる) 企業に data を預ける方がよっぽど安全だと思います。ここ数年で大きく変わるんじゃないかと正直思っています。

DB

Cache server の重要性が増し、RDB はすたれ cache server が重要になってくるという意見でしたが、正直これはどうかな? って思います。Read only な data なら cache server の効果はそれなりにあると思いますが、read only でない data を扱うとなると RDB に代表される DBMS の重要性は変わりません。

それから cache server のお話ですが、全てを cache させるとしてそれを効率的に検索させる手法はどうするのか? って問題も生まれると思います。複雑な演算を行うため、その演算結果を cache で持たせるということなら効果は絶大でしょうが、そういった処理はむしろ少ないんじゃないかと思います。また、cache すべき data が大量の場合、性能面も気になります。大量の物理 memory を搭載するのであれば、on memory DB という選択肢も生まれてきます。

RDB 以外が有力な選択肢になるという意見は RDB 以外を扱ったことが無いため、意見は控えさせていただきます。RDB 以上の性能が叩きだせるか? ってのが大きな問題かと。

なんてことを session 聴きながら考えていました。

投稿日時 : 2009年6月7日 18:39

コメント

# re: 対立する概念!? 2009/06/07 21:44 はつね
全部がクラウドとかSaaSにはならないでしょうね。

会計とか体外データ的なものが絡んでくると標準アプリ(例えばSAPとか)を使う利点があるので、そういったものはサービス課金みたいな感じで外部使うって手も流行ると思います。いまでいうところのASPみたいな感じ。
あとは人事とかも給与計算とかもろもろあるので移行するかも。

でも、顧客情報とかそういったものは漏洩したときのインパクトを考えると果たして採用されるかどうか疑問です。
ただし、クラウドなりSaaSなりを非インターネット側のデータセンタなどに用意して提供するとなると採用されるかもとか思います
データの置き場所もそうですがデータの経路も重要じゃないかと。


# re: 対立する概念!? 2009/06/07 21:58 ちゃっぴ
> 全部がクラウドとかSaaSにはならないでしょうね。

もちろん全部が移行するとは思っていません。
本当に機密性が求められるもの (たとえば軍事等) は絶対に移行することが無いでしょう。そこまで機密性に費用を掛けるだけの優位性があれば移行する必要性は無いでしょうし。

> でも、顧客情報とかそういったものは漏洩したときのインパクトを考えると果たして採用されるかどうか疑問です。

そこは銀行にお金を預けるのと一緒だと思います。しっかりお金を管理している銀行のように機密情報をきちんと管理してくれる service を利用する方が現実的にはむしろ安全じゃないかと思っています。

多くの企業ではこの手の情報を扱うために派遣社員や出向者を受け入れています。その社員を縛っているのは契約です。Service を利用するのも当然契約が発生します。契約で縛るなら正直同じでしょう。

1 企業で対策するよりも複数の企業の情報を扱う会社の方が、情報の扱いにむしろ神経質になると思うので却って安全性が向上すると思っています。

現時点では過度期のため、まだまだですがね。

> データの置き場所もそうですがデータの経路も重要じゃないかと。

当然ながら重要ですね。

# re: 対立する概念!? 2009/06/07 22:15 えムナウ
>自社の金庫にお金を格納するのと、銀行の金庫にお金を格納するのと同じ問題に思えてなりません。

銀行の場合は、お金を盗まれた場合は銀行のお金が盗まれたのであって、企業の損失はありません。
一方クラウドの場合は企業の顧客情報とかが漏洩した場合は企業の損失になります。
銀行にお金を預けるんじゃなくて、銀行の貸金庫を利用するほうが近いと思います。

皆さんは銀行にお金預けているでしょという問いに関しては、以下の反論でどうでしょう。
1)3億円事件以前はそんなでもなかった
2)じゃ貸金庫をよく使っているの?


# re: 対立する概念!? 2009/06/07 22:26 えムナウ
国内では独自の業務 processes のため独自の applications を構築しているんです、3mmの印刷誤差さえ許さないくらいに厳格に(w

一方アメリカは出来ているものに自社の方法を合わせたり、自社用にカスタマイズしてもらったりするほうが主流だと聞きます。

日本もそのように企業が変わっていくとは思えないんです。


# re: 対立する概念!? 2009/06/08 1:38 ちゃっぴ
> 銀行の場合は、お金を盗まれた場合は銀行のお金が盗まれたのであって、企業の損失はありません。
> 一方クラウドの場合は企業の顧客情報とかが漏洩した場合は企業の損失になります。

これは、正直その契約形態によると思います。
全額補償というのは難しいかもしれませんが、service 提供側から漏洩した場合、いくらまでならば賠償するという契約形態は可能でしょう。

また、現在でも情報漏洩に対する保険も存在します。それを組み合わせる可能性ももちろんあるでしょうね。

> 国内では独自の業務 processes のため独自の applications を構築しているんです、3mmの印刷誤差さえ許さないくらいに厳格に(w

それを行うためにどれだけ費用が掛っていますか?
それなりの利益を確保している内はいいですけど、将来どんどん難しくなってくると思います。それだけの費用を掛けても費用に対して遥かに多くの利益を享受できるなら問題ありませんが、全世界での競争が一層激しくなってくるとそうもいっていられないでしょう。

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