ちゃっぴの監禁部屋

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まず GINA (Graphical Identification and Authentication) のお話。

GINA とは Windows log on 画面を提供している DLL です。
これをいじくることによって、様々な認証方式に対応していたわけです。
なんで過去形かというと、Vista では廃止されたので。。。

The Essentials of Replacing the Microsoft Graphical Identification and Authentication Dynamic Link Library
Windows Vista デベロッパ ストーリー: アプリケーション互換性解説書

で、金曜日発生した問題。

ThinkPad X60s には「指紋認証ソフトウェア」という software が default で install されていて 当然 GINA が置き換わっています。

その上に同じく GINA を置き換える SafeBoot を install してみましょう。
さてどうなるか。

まず、SafeBoot の GINA (sbgina.dll) が起動し、SafeBoot の認証を行った上で、もともと設定されている GINA (私の環境の場合、指紋認証の GINA (vrlogon.dll)) に処理を引き渡します。ここまでは問題なし。

では、「指紋認証ソフトウェア」を unistall してみましょう。

再起動後。。。
「msgina.dll が見つかりません」となって log on できません。
なんじゃこの message!やばっ!

仕方が無いので safe mode で起動。
お!起動できた。一安心

起動する GINA を設定する registry entry に値が設定されていないことを確認して再起動
はい、問題なく立ち上がります。

safe mode だと使用する GINA を設定する registry entry が消える(つまり、defaut なので msgina.dll が使用される) ので問題なく log on できます。

んで、registry が問題無いのを確認して再起動。
msgina.dll を使って問題なく log on できます。
が、再び再起動を行うと、また「msgina.dll が見つかりません」

やべ!何とかしなきゃと思って、調査開始

ん、SafeBoot の Service あがるたびに GINA を自分のに設定しまわっている?
というわけで、探したんだけれどなかなか見つからない。。。

[NT]Gina.dll ファイルが見つからないため Winlogon でエラー

とか、いろいろ調べてたどり着いたのは

"HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon"

って GINADLL という GINA を置き換えるための entry がある key やん!
この下に SB-OrigGinaDLL という entry があってここにもともと GINA に設定されている dll の path が残っていた。

結局灯台下暗しというオチorz
しかしまぁ、こりゃはまるわ

投稿日時 : 2007年5月27日 3:48

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