Ognacの雑感

木漏れ日々

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顧客マスターのTEL1,TEL2,TEL3項目

以前、電話を複数所有しているデータの事を書いたのですが、http://blogs.wankuma.com/ognac/archive/2008/01/12/117081.aspx
その思いは余計強くなりました。
顧客マスターには、氏名や電話番号の項目があります。電話欄は一つだのものやら、、TEL1,TEL2,TEL3と横に二つもしくは、3項目持っていることがあります。
確かに複数台所有しているケースは多いのですが、この持ち方に些か疑問を持っています。
・顧客マスターに電話項目が一つ存在する時
 ・法人の時は、代表電話制の時は成立します。
 ・法人でダイレクトインや課別に電話番号が存在するとき、個別に顧客マスターにレコードを登録することになります。
 ・個人の時は、家電か携帯かどちらかになります。
・顧客マスターに電話項目が複数存在する時
 ・個人でも携帯を複数所持していたり、昼間連絡先と夜間連絡先を分けている時もあります。
  しかし、項目が複数存在しても、区分けの基準がないと、夜間連絡先か否かの判別が尽きません。
 ・複数存在させる時は、電話1、電話2の仕分けをメモできる仕組みがないと、データだけみて判断できません
 ・電話欄をFree項目にすると、電話以外の目的に使用する人もでで来るので抑制はしたい。
・個人に付随する電話と建物に付随する電話の区別がし難い。
これらの理由から、私は顧客マスターと電話(FAX/EMAILも)は別テーブルで保持すべきだと考えます。
縦持ちすると識別キーの設定が複雑になりそうなので、顧客コード+ 電話枝番のテーブルを設置するほうが良さそうです。
昼間先、夜間先などの識別も可能なように備考欄を充実させるとよりベター。

住所も一つとは限らないですね。定位置の顧客とは限りません。単身赴任だと、二個所の住まいがある人もいます。忙しい人だと、月火水曜日の住まいと、木金、土日の住まいの3個所ある人も居たりします。
最近は、連絡先にEMAILを使うケースも有りますが、複数の配信先を希望されるとき、欄がなければ対応できません。
顧客マスターは二次元テーブルで構成させると適切かなぁと思います。
n個保持する仕組みにしておき、どのように処理するかはアプリに任せると汎用性が高まります。

とは、いうものの現実の顧客管理だと、確実に連絡が付く、住所と電話/E_Mailが明記されていれば、事足りるので、項目一つでよいですね。
電話欄を複数持つ設計しても、どのように入力するかは、入力担当者任せというのは、引っかかります。

投稿日時 : 2009年7月31日 0:12

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# re: 顧客マスターのTEL1,TEL2,TEL3項目 2009/07/31 12:47 ななし

>とは、いうものの現実の顧客管理だと、確実に連絡が付く、住所と電話/E_Mailが明記されていれば、事足りるので、項目一つでよいですね。

ほとんどの場合はこちらに落ち着くのでしょうね。

# re: 顧客マスターのTEL1,TEL2,TEL3項目 2009/07/31 21:32 Pasie.

フリー入力をいくつか作って、好きに使えば良いんじゃないかな?とか言ってみるテスト。

# re: 顧客マスターのTEL1,TEL2,TEL3項目 2009/07/31 22:25 Ognac

>ほとんどの場合はこちらに落ち着くのでしょうね。
「顧客情報管理のテーブルは、理想的な姿からは遠いかもしれないが、最低限のニーズを叶えているから充分でむある。」
このラインなんでしょうね。
>フリー入力をいくつか作って、好きに使えば良いんじゃないかな?
全ての責任は、入力担当者にあり....でも問題が起こったときは開発者に責任が来るのは、何故なんだろう。

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