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プログラミングのジャンルと難易度(および Web プログラミング批判)というエントリが人気のようですね。 ざっくりした概要は「Web プログラミングの世界ってのは、全体的に程度が低いからだ。」の一文で表現されてしまいます。

JavaのServlet技術を用いた業務システムをさんざんやってきた私ですが、この感覚というのはよくわかる。 Webシステムのサーバサイドの仕事の8割は経験3ヵ月の新人でやれてしまう。

ただ、Webシステムは技術がまるでいらないかというと、そういうわけではなくて、物凄く幅広い知識が必要とされる側面があります。 しかし、そうした技能を持ったアーキテクトがチームにひとりいれば、大抵の問題は解決できるぐらいに、 大半は専門的な技術を必要としない。

こうしたWebシステムの側面は、経済的な面で非常に有利であり、あんなにも使いにくいUIになるにも関わらず、 多くのLAN内部で使われる社内の業務システムがWebサービスとして作られることになりました。 (アプリケーションの配布の手間がないという側面も大きく評価されたのだと思いますけども)

HTMLによるGUI作成

Webの、というよりHTMLによるGUIの作成は、VisualBasicよりもある意味では易しい。 というのは、画面サイズ固定であればVBによる画面作成は煩雑ではないものの、HTMLのような自動レイアウトが容易ではないからです。 ウィンドウサイズを可変にして、サイズの変更に際してスペースを割り付けするとか考えたらやってられなくなる。 固定レイアウトであればVBが楽、可変のレイアウトであればHTMLが楽だと思います。

そしてこのレイアウト、および出力データが一体となって、HTMLという文字列で扱うことができます。 古典的にperlのCGIを作る場合はこの出力HTMLを動的に書きだす文字列操作に終始しますし、 JavaだとJSPなどのテンプレートエンジンの類、つまるところ、HTMLの可変データ部分だけ虫食い状態にしたものを用意して、 そこにデータを埋め込むという方式を用いることになります。(実際には表を出力したりする場合の繰り返し処理などもある)

これらの処理は、複雑な論理演算を伴わないので、アルゴリズムを考えるという技能があまりなくとも一応形になるものを作れる。 この敷居の低さは確かで、経験3ヵ月の新人でもできるというのは本当です。

Webシステムはことさら初級者に仕事をさせてシステムを作ると言うことがされているように思います。 静的オブジェクト指向は設計者が苦労を背負込むシステムで挙げた 「Javaの静的オブジェクト指向というのは将軍の力でもって、初心者の大隊を常勝させるための技術」というのは 特にこうしたWebシステムの開発現場では身に染みて思うところです。 まともなGUIプログラミングとかだと初級者にやらせられる仕事なんて本当に少ない。

熟練するには幅広い知識が必要とされる

大規模なWebシステムというのは、とりあえず仕事をさせるとした場合のボーダーとなる技能は低いのですが、 熟練するためには非常に幅広い知識が要求されます。

  • HTMLの構造
  • CSSの知識
  • UIデザイン論
  • JSPなどのテンプレートエンジンの動作原理
  • タグライブラリ・EL式の知識
  • JavaScriptの技能
  • AJAXの動作原理
  • HTTPのプロトコルについての知識
  • Cookieを用いたセッション管理の仕組み
  • SSLによる暗号化通信の仕組み
  • Strutsなどのフレームワークを用いる場合はその動作原理
  • O/Rマッピング
  • DIコンテナ
  • RDBMSの知識
  • バックアップなど運用についての考慮
  • ロードバランサなどの理解
  • システムの多重化についての知識
  • セキュリティに対する知識(XSSやSQLインジェクションなどのアタックへの対処など)

うーん。きりがない。

このように個々の専門知識は相応に深く、しかもフロントエンドからバックエンドまで非常に幅広い技術が要求されるので 全体統括をするためには知識の深さと広さを兼ね備える必要がある。

とりあえず作業をすると言う時の敷居の低さに対して、熟練するためのギャップが凄まじいんですね。 このあたり、慢性的な人材不足の構造的な理由かもしれません。

ポストWebシステム

Webシステムの開発をしていれば、こんなやり方はいつまでも使えるもんじゃないというのは感じていることでしょう。 ブラウザ戦争の頃の不発弾のようなデファクトスタンダードなHTMLの仕様といい、 文字コードなんぞ考慮されていないHTTPの古めかしい仕様といい、 Webシステムに精通すればするほど、不安定な土台に乗せられた危ういシステムということが見えてくる。

世紀が変わった頃にはリッチクライアントと言うことが盛んに言われ始めて、 Webシステムのプアなユーザビリティはどうにかしないといけないという問題意識が高まっていきました。

しかし、そもそもがブラウザというものはPCへの標準搭載がほぼ100%という土壌があります。 新しいプラットホームを作るにあたって、この壁は大きな壁となります。

SunがJavaFXロードマップ発表というニュースが出ていましたが、ここにきてリッチクライアントの プラットホームはAIR、Silverlight、JavaFXという3者に絞られてきた感があります。

AdobeのAIRはFlushなどの技術がベースにあります。Flushの普及率は高く、 当blogのGoogle Analyticsでの解析を見ると97%ほどになります。

Silverlightのサポート環境は調べる手立てが思いつかないのですが、当blogのGoogle Analyticsでの解析では

OSブラウザ%Silverlight
WindowsInternet Explorer50.34%
WindowsFirefox33.94%
WindowsOpera4.06%×
MacintoshFirefox3.54%
MacintoshSafari3.45%
LinuxFirefox1.87%×

となっていますから、サポートされる環境の91.27%より少ない程度がSilverlightが動作する可能性があります。

…。というか、この数字えらく偏っていませんか?いくら技術系のblogだからってFirefoxのシェアが40%あるってどうなんだ。 OSもWindowsが89.41%でMacintoshが7.19%もあるし…。なんかあまり信用できる数字ではないですね…。 母集団が凄く偏っているような気がする。

JavaFXは当然Javaベースの技術です。当blogのGoogle Analyticsでの解析ではJavaのサポートが95.41%となっています。 これからいくらか割り引いた程度が動作環境と考えられますね。

ポストWebシステムに求められるもの

前述のようにデータは怪しいものの、3者はかなりの割合で動作することが見込まれます。 移行の為の下地は整いつつあると言えるでしょう。

機能的には古典的なHTMLによるWebシステムと違い、非同期通信がサポートされますし、アニメーションを伴う かなり高度なUIを用いることができることがウリです。かなりのユーザビリティ向上が望めます。

そして、これらのより高機能で複雑になったシステムを、より簡単に開発できる必要性があります。 開発費が高沸してシステム開発の敷居が上がるなんてことでは、普及は難しいでしょう。

私は最近Flex/AIRのシステムを作っていたりするのですが、高度なUIが容易に作成できるようにとの 工夫が随所に見られます。このあたりの感触からも、そろそろリッチクライアント時代が来るな、という手ごたえを感じます。

投稿日時 : 2008年5月21日 1:07
コメント
  • # re: Webシステムの次は
    やじゅ
    Posted @ 2008/05/21 12:45
    既存のWebシステムとかリッチクライアントとかより
    メタフレーム(今は名前が違う)の技術が進歩して
    ほしいんだよね。
    WORDやEXCELだって今のまま使えるわけだし
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/21 13:06
    別稿を上げないといけないとは思いますが、個人的にはMS Officeはオフィスオートメーションを促進したけども、オフィスオートメーションでIT化をとどめている厄介な代物だと考えています。
    Officeのファイルベースのやり方はシステムに組み込みにくくて仕方がない。Excelと連携しろとか要求されるたびにOfficeの使えなさに殺意を覚えるのは私だけでしょうか…。
  • # re: Webシステムの次は
    Moo
    Posted @ 2008/05/21 13:15
    HTMLでOK
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/21 14:06
    HTMLではだめだということを述べているところに、理由も何もなしにHTMLでOKとされても、なんらの説得力を持ちえませんよ。

    HTMLではどうにも困ることを一切しないという閉鎖的な状況下ではHTMLでOKだとは思いますけども。
  • # re: Webシステムの次は
    Moo(名ばかりWeb開発者)
    Posted @ 2008/05/21 14:36
    そうですね。
    ブラウザの前の人にどのようにプレゼンテーションするかが重要な場面では多岐にわたる知識が必要ですね。

    携帯など機能が限定されたブラウジング環境ばかり追っていたのでHTML脳になっていました。
  • # re: Webシステムの次は
    Moo(名ばかりWeb開発者)
    Posted @ 2008/05/21 14:38
    ああ、「HTMLでOK」は説得ではなく拝読した感想です。
  • # re: Webシステムの次は
    Moo(名ばかりWeb開発者)
    Posted @ 2008/05/21 14:39
    ああ、「HTMLでOK」は説得ではなく拝読した感想です。
    エントリを否定するつもりはありませんし、説得でも何でもありません。
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/21 14:42
    うーん。よくわからないな。
    本稿を読んだ感想が「HTMLでOK」なんでしょう?
    いや、別にリッチクライアントとかいらないんじゃないの?という感想だと理解していいのでしょうか。

    確かに本稿ではHTMLの問題点とか限界とかそういう点への考察はあまりされていませんけどね。
  • # re: Webシステムの次は
    中博俊
    Posted @ 2008/05/21 14:56
    Win-Operaいけるはずだけど?
    だめでした?
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/21 15:41
    Silverlightは実際の検証をしていないのでwikipedia情報を見ていました
    http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Silverlight

    > Mac OS X・Windowsに対応し、Internet Explorer、Firefox、Safariで利用可能。ただし、CPUが必ずSSEに対応している必要がある。

    元ネタと思われるMSのページを見ると
    http://www.microsoft.com/japan/silverlight/faq.aspx

    > Silverlight では、Windows と Mac OS X に対応する主要なブラウザがすべてサポートされます。
    > 各プラットフォーム/Web ブラウザの機能の違いを詳細に検討し、FireFox、Safari、Internet Explorer を始めとする各環境間で、一貫性のあるエクスペリエンスを実現しています。

    表現が微妙ですね。Operaは「主要なブラウザ」ってことになるのかな。
  • # re: Webシステムの次は
    itoh
    Posted @ 2008/05/22 11:13
    初めまして。

    個人的に、Swingが好きなんですが、AIRにも興味があります。
    >私は最近Flex/AIRのシステムを作っていたりするのですが
    AIRの方がSwingより良いですか?
    (UIの使用感、製作コスト(特に入門者)、拡張性等)

    JavaFXは流し読み程度にしか追ってなかったのですが、
    AIRやSliverLightと同様の場所を目指しているようですね。
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/22 12:33
    初めまして。

    AIRとswingを比較した場合、世代が違う技術だけにswingに勝ち目はないように思います。
    製作コストはまるで違うと思ってよいでしょう。
    まず宣言型プログラミングの恩恵はかなり大きい。これはJavaFXもSilverlightも採用していますね。

    ようするに、コンポーネントの配置やら属性設定なんてのは、構造化原則すらいらない。フローチャートがいらない部分なんですよ。
    swingはこの部分をフローのあるプログラム言語で書かざるを得ない。ツールによる自動生成もできますが、出来上がったコードの可読性は低く、メンテナンスしにくい。
    さらに、イベント処理などのフローの必要な処理がそこに入り込んでくるわけですから、決してスマートとは言えない。

    これに加えて、AIRのバインディングの機能は生産性を相当に高めるものだと評価しています。
    ようするに、MVCモデルを作った場合に、モデルの変更をビューに通知してrepaint()してやる必要があるわけですが、この部分、Observerパターンなどで作り込むとかなり難易度が高い。
    この通知と再描画がキーワードひとつで簡単に行えることで、GUI製作の敷居が相当に下がっているように思います。

    また、UIのデザイン面では、WindowsVistaのUIデザインと比べてもそん色がない、今風のUIデザインになっています。
    ビジュアル面でもswingとは1世代以上違うと言えるでしょう。
  • # re: Webシステムの次は
    itoh
    Posted @ 2008/05/22 15:20
    詳細をありがとうございます。
    なるほど。

    >AIRとswingを比較した場合、世代が違う技術だけにswingに勝ち目はないように思います。
    製作コストはまるで違うと思ってよいでしょう。

    上記は、このトピックでnagiseさんが書いているように、
    クライアントサイドの仕事も
    『Webシステムのサーバサイドの仕事の8割は経験3ヵ月の新人でやれてしまう。』になり得そうだと感じます。
    そうなるとプログラマは、どこで付加価値をつけて、差別化できるのだろうか。。。

    >ようするに、コンポーネントの配置やら属性設定なんてのは、構造化原則すらいらない。フローチャートがいらない部分なんですよ。

    Swing開発者にもあまり知られていませんが、このあたりはjava.beans.XMLEncoder,XMLDecoderで以前から可能だったので、個人的には、特に興味は湧かない部分ですね。

    >swingはこの部分をフローのあるプログラム言語で書かざるを得ない。ツールによる自動生成もできますが、出来上がったコードの可読性は低く、メンテナンスしにくい。
    >さらに、イベント処理などのフローの必要な処理がそこに入り込んでくるわけですから、決してスマートとは言えない。
    >これに加えて、AIRのバインディングの機能は生産性を相当に高めるものだと評価しています。
    >ようするに、MVCモデルを作った場合に、モデルの変更をビューに通知してrepaint()してやる必要があるわけですが、この部分、Observerパターンなどで作り込むとかなり難易度が高い。
    この通知と再描画がキーワードひとつで簡単に行えることで、GUI製作の敷居が相当に下がっているように思います。

    この点は、非常に便利そうですね。特にObserverパターンでHogeListenerが複数連動するような場合は特に、そう思いますね。
    熟練していない人が書いたコードだとメモリリークも気になりますし。

    >また、UIのデザイン面では、WindowsVistaのUIデザインと比べてもそん色がない、今風のUIデザインになっています。
    ビジュアル面でもswingとは1世代以上違うと言えるでしょう。

    うーん、主観もありますので、これは何ともいえません。。
    skinの話ではないのですよね。

    以前、AIRのデモサイトで遊んだ時は、提供されているウィジェットもデザインも、ありきたりで面白くなかったものの
    、アニメーションや動画が簡単に処理できるのは非常に魅力的ですし、Adobe(MacroMedia)になったから、将来的にはPhotoshopやイラレのような画像処理APIも提供されるかなと、SwingとAIRの間を逡巡しています。
    まぁ、Swingに深く足を突っ込みすぎて、決断しにくくなっているのもありますが。

    最近、Hans Muller、Chet HaaseがAdobeに移籍した下記ニュースが気になっていたうえに、
    (JAVAが大好きそうな)nagiseさんもAIRに移籍?と見えて、
    少々、ショックが大きいところです。
    http://www.infoq.com/jp/news/2008/05/sun-deflextions-continue

    なんだか、まとまりのない長文ですみません。
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/22 18:14
    AIRは仕事の関係でやってはいますが、個人的にはJavaFXが気になります。
    ただ、客観的に見てリッチクライアントの覇権争いはAIRが一歩リードしていると言わざるを得ないのではないでしょうか。
    ま、Flexは親JavaなソリューションなのでSilverlightよりは俄然応援しています。

    > クライアントサイドの仕事も
    > 『Webシステムのサーバサイドの仕事の8割は経験3ヵ月の新人でやれてしまう。』になり得そうだと感じます。
    > そうなるとプログラマは、どこで付加価値をつけて、差別化できるのだろうか。。。

    やはり残りの2割の部分でしょう。
    Webシステムで技術力を誇示する場合と同じですね。
    もっとも、品質を評価する側に見る目がないとバッタもんを高値でつかまされる可能性が高くなるのでしょうが…。
    掛け軸を買ったら実はカラープリントでした、みたいな話が増えるかもしれない。

    > 特にObserverパターンでHogeListenerが複数連動するような場合は特に、そう思いますね。
    > 熟練していない人が書いたコードだとメモリリークも気になりますし。

    個人的にはバインディングは非常に大きなパラダイムシフトというか、重要な機能性だと思うのですが、地味でその利便性が評価されにくいかもしれません。

    XMLEncoderはちょっと触ったことがないですね。
    余裕のある時に調べてみます。

    UIのデザイン云々は一口には言いにくいのだけども、個人的な尺度としては、WindowsXPぐらいの時代の丸みのあるデザインの世代(Eclipse3系など)、そしてVistaなどの透過やアニメーションを盛り込んだ世代を想定していて、swingは残念ながらXP以前の世代で留まっていると評価しています。
    頑張れば実装できなくはないのですが、頑張らないと実装できないという点で、世代が古いと評せざるを得ない。

  • # re: Webシステムの次は
    itoh
    Posted @ 2008/05/22 20:44
    >AIRは仕事の関係でやってはいますが、個人的にはJavaFXが気になります。
    うーん、私はJavaFXを勉強するか、AIRに乗り換えるか、難しいところですね。

    >ただ、客観的に見てリッチクライアントの覇権争いはAIRが一歩リードしていると言わざるを得ないのではないでしょうか。
    FlashPlayerやJVMインストール率とかも、精度はそれなりでしょうけど、数値は発表元によってまちまちですし、『言わざるを得ない』とまでは、私は言えませんが、
    日本では

    1.AIR(Runtimeの導入率の高さ)
    2.SilverLight(PCにバンドルされたり、OSで自動インストールされたりして一気にインストール率を高めるかも)
    ====かなりの差
    3.JavaFX(ほんとのところ一般ユーザのPCにどれだけインストールされているのだろう)
    という感覚ですね。
    ただ、外国に目を移すと、Javaも結構いい線いくのかもと思っています。

    ご存知かもしれませんが、Swingの高度な情報や実装のヒントって日本語サイトにほとんどなくて、どうしても英語圏や他国のサイトを見ざるを得ないですよね。
    そうすると、いわゆるBRICsのSwing開発者が非常に多くて、質問してみると、オフショアで請け負っている仕事は除いて、Linux+Javaの環境が大学や職場で多いらしいです。
    そうすると、今後、オフショアでなく、内需の仕事で、彼らがカネを払ってMSを選択するのかどうか。
    アメリカも経済が停滞することで、コスト削減方向に向かいそうですし。
    開発環境コストや無料だからということでJavaで育ってきた技術者やそのタマゴを宗派換えさせるための価値をAdobe,MSが提供できるのかどうかによって、
    Javaの行方も決まるかなとぼんやりと考えています。日本ではクライアントJavaはどうなるのかなー、駄目なんだろうなーと感じていますが。

    余談ですが、先述のHans Mullerは、Swingチームのトップだった人で、たしか今年の初めに「北米(アメリカだったかな)で新規クライアント開発案件でSwingがVBを抜いて60%を超えた!Yeah!!!」みたいなことを言ってただけに。。で、Abobe移籍かよ。変わり身が早いな。。。っていうショックが。

    >もっとも、品質を評価する側に見る目がないとバッタもんを高値でつかまされる可能性が高くなるのでしょうが…。
    大手Hogeの腕の見せ所ですね。。。

    >個人的にはバインディングは非常に大きなパラダイムシフトというか、重要な機能性だと思うのですが、地味でその利便性が評価されにくいかもしれません。
    パラダイムシフトは言い過ぎかとおもいますが、同意です。
    GUIでイベントハンドリングに苦労したり、面倒くさいと思った経験がなければ、評価はされないでしょうね。
    つまり、バインディングが提供されている環境で開発し始める人は何とも思わないのでしょうね。

    >XMLEncoderはちょっと触ったことがないですね。
    これは、数行で使えますし、デフォルトコンストラクタの有無も関係なかったり、staticメソッドも使えたり、enumも保存できたりと、かなり良いですよ。ただし、情報が少ないです。
    何がしかのオブジェクトをXMLファイルで保存する場合に重宝します。ただし、リフレクションの関係でデバッグが死ぬほど面倒で、長所を消し去るぐらいの欠点に仕上がってます。
    それとXMLEncoderに潜むバグと自分が作りこんだバグの判別がしにくいところも長所です。
    何はともあれ、結構お勧めです(^^

    >Vistaなどの透過やアニメーションを盛り込んだ世代を想定していて、swingは残念ながらXP以前の世代で留まっていると評価しています。
    >頑張れば実装できなくはないのですが、頑張らないと実装できないという点で、世代が古いと評せざるを得ない。

    まぁ、そうですね。
    Swing hackerが頑張って、いろいろ作っているものの中には、秀逸なものも多々ありますが、「Swingやレンダリングのかなりの知識がある人が頑張れば」というかなり高い条件付きですからね。

    Swing hackerが自分の欲求として「Swingなのに、こんな物が作れる」っていう気持ちも技術者というか趣味?として分かるのですが、
    ツールさえ覚えれば、それなり以上のものを作れる(Abobe,MS)というのと、ツールを覚えてもそれなり以下なものしか作れない(Swing)では大差がありますね。
    UIに関して「それなり」の満足度の基準は、年々あがるでしょうし。そうすると乖離していく一方ですね。
    まぁ、多分、Adobe,MS,Sunとも、ツールを覚えるだけでは、上級以上にはなれないでしょうけど。

    ところで、AIRは拡張性はどうですか?ラストワンマイルというか。
    頑張らなければ、大したことはできないけれど、「頑張ればほとんどなんでも実装できる」拡張性を持っているのがSwingの醍醐味だと、
    個人的に考えているのですが。

    ここまで、だらだらと書いていて思ったんですが(すみません)、
    JavaFXならばSwing他を簡単に開発できるようになると仮定して、デフォルトで提供されているコンポーネントも、
    相変わらず拡充されないですし、JavaFXを使ってSwing(いずれJOGLや、動画も動かせるようになる青写真があるのでしょうけど、それなりの開発者がAIRやSliverLightほど簡単に
    開発できるようになるとも想像できませんし)を動かして、ユーザの満足度が向上する気がしないんですよね。

    先にも書いたように世界的な流れや、カネやいろいろな要件があるので、一概には言えませんが、
    Sunのクライアント戦略って、いつもピンボケで、やっぱりクライアントサイド向きの企業じゃないなと思います。
    MSや任天堂みたいなサードパーティー戦略をとらずに、気の利いたコンポーネントを圧倒的に導入しておけば、
    クライアントサイドJavaは、日本でも、もっと普及してた可能性はないですかね。
  • # re: Webシステムの次は
    凪瀬
    Posted @ 2008/05/23 15:13
    > 開発環境コストや無料だからということでJavaで育ってきた技術者やそのタマゴを宗派換えさせるための価値をAdobe,MSが提供できるのかどうかによって、
    > Javaの行方も決まるかなとぼんやりと考えています。日本ではクライアントJavaはどうなるのかなー、駄目なんだろうなーと感じていますが。

    世界的に見た時に、技術が集約された地域があるというのは重要だと思いますね。
    swing技術は海外(具体的にどのへんかはさっぱりだけどw)がそういう土地なのだろうし、携帯電話の技術とかは日本とか進んでいるのかもしれない(JavaMEは専門外なのでよくわかりませんがw)

    Javaという土壌は確かに大きいわけですが、AIRだってFlushの土壌があるわけで、さらに中国ではFlushが大人気と言う話も出ている。
    http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0506/07/news032.html
    もちろんSliverLightだって相当な量の技術者のバックボーンがあるわけで、3者のどれが来たとしても不思議はないと思います。

    > ところで、AIRは拡張性はどうですか?ラストワンマイルというか。
    > 頑張らなければ、大したことはできないけれど、「頑張ればほとんどなんでも実装できる」拡張性を持っているのがSwingの醍醐味だと、
    > 個人的に考えているのですが。

    いくらか触った感じ、拡張性も十分にあると評価しています。
    ゲームプログラミングのようなフレームの概念を用いたGUIフレームワークに仕上がっていて、OOPによるコンポーネントの拡張もできますから、実用上は何ら困らないのではないでしょうか。

    なんにせよ、開発の敷居は大分下りました。
    経済的な導入要件、つまるところ8割の仕事を経験3ヵ月の新人でできるか、といったような話になったときに、相応に仕事をさせられそうだという確信がある。
    もっとも、生のAIRですぐさまそうなるという話ではなく、AIR上でフレームワークを工夫することで常勝させられるだろう、という算段がたったという意味合いですが。
    時代が移り変わる気配を感じますね。
  • # re: Webシステムの次は
    itoh
    Posted @ 2008/05/24 1:42
    >世界的に見た時に、技術が集約された地域があるというのは重要だと思いますね。
    一次、二次産業でもないですし、地球上の多くの地域にネットが張り巡らされている現状では、地理と相関関係があるのは想像しにくいですが、もしあれば、それはそれで興味深いです。

    >Javaという土壌は確かに大きいわけですが、AIRだってFlushの土壌があるわけで、さらに中国ではFlushが大人気と言う話も出ている。
    これは知りませんでした。
    そうすると、Flushの仕事は中国へということになって、
    経験3ヵ月の新人と中国との秤にかけられるのかもしれませんね。

    >いくらか触った感じ、拡張性も十分にあると評価しています。

    そうですか。情報ありがとうございます。
    時間のあるときに手を出してみます。

    #近いうちにJavaも、フレームをサポートするとかしないとか言ってましたね。
    https://timingframework.dev.java.net/
  • # Hello All and diversified!
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    Thanks.
  • # XyqzNdVVFZfLFg
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    Posted @ 2011/12/27 19:28
    Received the letter. I agree to exchange the articles.
  • # ghFAhjwnPIAxE
    http://www.healthinter.org/health/page/lamisil.php
    Posted @ 2011/12/29 20:50
    Good day! I do not see the conditions of using the information. May I copy the text from here on my site if you leave a link to this page?!...
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