XPMODEでの展開についての注意事項
2/13に行う勉強会用にXPMODEを調べているのですが、知らないうちにライセンス違反になりそうな情報を入手したので、先にブログに書き込むことにしました。
---- 以下勉強会ネタから抜粋 ---
現行使用しているアプリケーションの延命処置としてXPMODEを検討しているかたは多いと思います。現状環境によっては多くのアプリケーションをXPMODEにインストールして展開したいと考えるかたも多いと思います。
しかし、XPMODEを使用しての展開には大きな課題があります。
それはXPMODEがWindows7の一機能として提供されていることに依存するものです。
XPMODEをベースに環境を大量展開したい場合、XPMODEにアプリケーションをインストール、業務にあった設定を行いその後、その環境をWindows7上に展開(コピー)したいと思うはずです。
しかしXPMODEはWindows7の一機能として提供されているため、XPMODEのみの展開を行うことは出来ないのです。
何とももどかしいことだと思います。
これについてはMSに改善していただけることを期待します。
ただし、XPMODEの大量展開がまったくできないわけではありません。
Windows7の一機能として定義されているのであれば、Windowsごと展開してしまえばよいのです。
要するに初期の展開(Windows7自体の展開)時にXPMODEも合わせて展開すればよいのです。
これでホスト+ゲストの場合は何とか展開できます。
XPMODEのイメージのみをどうしても展開したい場合はSAを契約して特権を行使する方法があります。
この場合は厳密にはXPMODEではなくVirtualPC上にRemoteApp機能を追加したXPイメージを作成することとなります。
ライセンス的にはSA特権として発生する仮想インスタンス4のうちの一つを使用することになります。
--------------------------------
そのほかにもXPMODEの展開には注意点がありますが、それはまた勉強会ののちにでもアップしたいと思います。
いつものことですが、ライセンスは変更になる場合がありますので、実際に導入される際は、MSに直接確認してくださいね。