「Halo 4」は 2012 年 11 月 8 日に発売された Xbox360 専用ソフトです。ジャンルは FPS です。言わずと知れた Halo シリーズの最新作です。
Halo シリーズはこれまでは Bungie が制作していましたが、Halo4 からは 343 Industries が完全に手掛けることになりました。ちなみに 343 はモニター (オラクル) の正式名の 343 ギルティスパークからきているそうです。343 Industries は Halo Reach から一部開発や監修には関わってきていましたが、今作からは完全に開発を担当しています。
Bungie から 343 Industries に移った関係からか、これまでのシリーズに比べて格段にグラフィックが良くなりました。Halo シリーズは Xbox360 に移ってかねてより、グラフィックがショボいと言われ続けてきました。確かに Gears of War と比べると見劣りは確実にしていました。かといって、Halo らしさが消えたわけではなく世界観はうまく表現できています。
Halo らしさと言えば、今作も主人公はマスターチーフ (SPARTAN-117 / ジョン) です!! そして声優がジャックバウアーで有名な小山力也さんになりました。そのせいか、今作のチーフは今までのクールなチーフと違ってよくしゃべるようになった。よく喋るようになって、本当にすまないと思っているッ!!
さて、プレイして小一時間、すぐに見慣れた敵が出てきてしまったところで一度がっかりしました。Halo 3 までのストーリと真エンディングの後のことを考えると、ここでまたコヴナントはないんじゃないかなーと。しかもエリートは Halo 2 のアービターの件があってから地球軍 (UNSC) の味方でないと、どう取り繕っても辻褄が合わないような気がします (預言者側のハンターやグラントがいるのは納得できますが、エリートはあり得ない)。まあ、ジョンソンも Halo 1 で確実に (エリートと抱擁しあって) 死んでいるのに、何食わぬ顔で次作でも出てきているので今更ではありますが... まあ、Halo フリークの私としては、新たな敵にグラントやエリート族らと挑めるストーリーを期待していたわけです。あ、プロフェッツ族とブルートのゴリラどもは、このまま消えてくれて結構です。
...と、まあそう思っていたのですが... なんと新勢力が出てきます。あ、フラッドさんじゃないですよ。ちゃんと新勢力ですよ。結構厄介な敵です。というのも旧作の「ブルートチーフ + エンジニア」のような厄介な組み合わせが存在するからです。それが「ナイト + ウォッチャー」の組み合わせです。まずナイトをヘッドショットするには、エネルギーシールドを破壊する必要があるのは当然のこと、その後ヘルメットを物理的に破壊しなければなりません。ブルートチーフのクソ野郎と同じですね。そして、ウォッチャーという敵がいるのですが、エンジニアのように硬化ライトシールドをかけたりします。このシールド、スナイパーライフルやロケットランチャーでさえ防いでしまうほど強力です。エネルギー兵器をうまく使い分けないと玉切れになります。おまけにこのウォッチャー、やっとこさ倒したナイトを復活させたり、クローラやタレットを召喚しやがります。慣れないうちはまず、ウォッチャーを倒すようにしましょう。
Halo 2 で慣らした方は、いきなりレジェンドをプレイしても問題ないかもしれません。が、ひとつだけ注意点が。このゲーム今流行りの説明書もチュートリアルもないゲームなのです。ブランクがあると操作慣れするまで大変かもしれません。少なくとも、今作から初プレイする人は大変でしょうね。^^;
皆さんも新たな Halo トリロジー序章の今作をぜひ、プレイしてみてください。
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※ Microsoft MVP 向け“Halo 4”レビュー キャンペーンに参加し、本ソフトのレビューを行っています。