先週の金曜日に起きたお話です。
出先の JR (東海) の M 駅から途中で名鉄 U 駅の最終電車に乗り換えて帰ろうとしました。乗り換え時間は 6 分あります。普通に考えれば余裕です。しかし出先の JR の駅が出発時刻になっても発車しません。
なんと『T 方面の列車が遅れているため待ち合わせしております』などと言っているではありませんか。おろおろしているうちに 6 分経過しました。最終電車に間に合わないフラグが立ってしまったわけです。そう思って下車しようと席を立った瞬間にドアが閉まり発車してしまいました。もう人生オワタ状態でした。しかし天下の JR (東海) 様だ。遅れて発車したのであれば全力で疾走して遅れを取り戻してくれるハズだ!! などと自分を勇気づけ涙目で車窓から外を眺めていました。畑しかねぇ...
そうこうしているうちに S 駅に到着しました。・・・ん? この電車ワンマン列車か... おい客どもさっさと降りろw よし全員降りた。発車だ!! あれ? 発車しない。なんと『えー、反対側の電車を待ち合わせします』などと言っているではなりませんか。外を見て気付きました。どうやらこの路線は単線らしい。駅でないと反対方向の電車とすれ違えない... orz
ああ、間に合わない。なんてこったい。あとは名鉄も遅れていることを祈るしかない。(名鉄が JR からの乗り換え客を待つわけがない)
そして乗り換え駅である U 駅に到着... したと同時にダッシュ。名鉄の U 駅の構内まで 30 秒で到達。名鉄駅員に『○○分の電車はもう発車してしまいましたか?』と尋ねたら『ええ、先ほど発車しました』との返答。宇和ァァァァがアアあああぁぁぁぁぁあああああああああ!! Yahoo! 路線を見てバッチリ時間を確認したのにこの有様。
朝 5 時まで野宿か!! いやいや凍死するがな。しょうがないので JR 側に戻って駅員に話をしてみて手段がないか聞いてみた。本当は怒りをぶつけたいところでしたが、ダイヤの乱れは駅員のせいではなく、むしろ客のせいであることが多く、そもそも怒りをぶつけても解決する話ではないと自分に言い聞かせ、冷静に涙目で聞いてみたところ M 駅まで戻る列車しかないことがわかりました。仕方がないので最初の M 駅まで戻ってどこかに泊まろうと考えました。ただただ電車賃と時間をムダにしました。人生においてこんなにムダだと感じた時間はありません。
反対方面の列車が到着するまで 38 分も待つハメに。寒い。寒すぎる。そう思いつつも何もせず 38 分も待つのはつらいので携帯電話で「天地を喰らう」をリプレイしていた。鬼畜董卓を倒したその時 (30 分は経過している)、外でガチャガチャと音がするではないか。どうやら隣の駐車場からのようだ。その音は 5 分以上にわたった。どう考えても車上荒らしです。本当にありがとうございました。
たぶん外人だろう。最終電車が行ったと勘違いして犯行に及んでいるのだろうか。その駐車場の隣に交番もあるというのに... 駅構内は工事中のため、駐車場との間には警戒色が施されたパーティションがありました。先ほど JR の駅員にぶつける怒りをガマンしていたので、私はファビョることにしました。パーティションをガンガン叩きまくりながら、大声で『車上荒らしがいまーすッ!!』と叫んだ。その刹那ダッシュで逃げていく足音が聞こえ、それに呼応するように交番から扉がガラガラと開く音が聞こえました。交番から出てきた人は『kォらrァアッー!!』とイミフメイな奇声をあげて追いかけていきました。
ざぁまぁーみろ 車上荒らし
おまえは とっとと
逃げるしかなかったって事さ
しかし 交番勤務の人が
奇声をあげた以上
もう誰にも止められない
手遅れだ おまえは必ず捕まる!!
そう心の中で叫んでいたら、こういう時に限って電車が時間どおり来てしまいました。そのまま電車に乗り込んだため顛末はわかりません。でも奇声の人ならきっとヤッてくれたと思います。